「働くママの平日の夕食作り」の実態調査(20代~40代で子供が1人以上いるワーママ対象) 

2018年03月30日

NTTレゾナントは、「働くママの平日の夕食作り」の実態調査を、20代~40代で子供が1人以上いるワーママを対象に実施しました。その中でも、家事にかける時間に大きく関わると考えられる「通勤時間」との関係に着目し、分析した調査結果をお知らせします。

本調査では、ワーママの平日の夕食作りの実態に関わる「調理頻度」「調理開始時間」「調理所要時間」「調理する品目数」の4つの項目について、結果を集計しました。

「調理頻度」で見ると、全体の75%が平日は毎日夕食を作り、「調理開始時間」は17時台、18時台が合計で66%と過半数を超えています。さらに、1回の夕食作りにかかる「調理所要時間」は30分から1時間程度が49%とおよそ半数に及びました。最後に、「調理する品目数」は1~2品が50%に達しましたが、3~4品との回答も47%に達しており、ほぼ回答が二分される結果となりました。

調査結果


■通勤時間×平日の夕食の調理頻度
 平日に夕食を「毎日」作ると答えた割合は、通勤時間1時間半で平均より22%少ない。

 通勤時間別で平日に夕食を「毎日」作ると回答した割合は、通勤時間30分未満でおよそ80%、通勤時間1時間程度までではおよそ70%となっています。一方で、通勤時間1時間半程度では53%にまで下がっていることから、通勤時間1時間半が毎日の夕食作りに対して1つのハードルとなっていることが考えられます。

■通勤時間×平日の夕食の調理開始時間
 通勤時間30分未満は17時台、30分以上は18時台に調理開始の回答が最多。

 通勤時間30分未満では、「17時台に調理を開始する」が36%で最多になるのに対し、通勤時間が30分以上になると、18時台がおよそ40%で最多となることがわかりました。

■通勤時間×平日の夕食の調理所要時間
 通勤時間1時間までは調理時間30分~1時間、通勤時間1時間半は調理時間30分未満が最多。

 夕食の調理にかける時間は、「30分未満」と「30分から1時間程度」の合計が大きく変化することなく、どの通勤時間においても、およそ70%が1時間以内に調理を完了させています。内訳を見ると、通勤時間1時間程度までは調理時間が「1時間程度」の回答が最多である一方で、通勤時間1時間半程度では調理時間「30分未満」が最多となっています。

■通勤時間×平日の夕食の調理する品目数
 実際に調理する品目数は、通勤時間が長くなるほど「1~2品」の回答が増加するが、理想では通勤時間に関わらず「3~4品」の回答が最多。

 夕食で実際に作る品目数は、「1~2品」と答えた割合が通勤時間1時間半程度で最多の62%となり、通勤時間が長くなるほど「1~2品」の回答が増える傾向にありました。一方で、理想の調理品目数は通勤時間の長さに関わらず、「3~4品」が最多となっています。

■調査まとめ

 今回の調査において「通勤時間」が大きく影響しているのは、「調理頻度」「調理開始時間」「調理する品目数」の項目ということがわかりました。「調理頻度」に関しては、通勤時間が1時間半かかると、平日に毎日夕食を作る割合が平均より22%減り「通勤時間1時間半」の壁が明らかとなりました。「調理所要時間」においては、およそ70%が1時間以内に調理を完了させていることから、多くのワーママが家族の夕食の開始時間がなるべく遅くならないよう、なるべく短時間で夕食を作っているのではないかと考えられます。

調査概要


調査期間:2018年3月7日~14日
調査方法:インターネット調査/選択式
調査対象:20~40代で「学生」「専業主婦」「無職」を除く女性のうち、以下に該当する女性
 ・子供が1人以上いる
 ・平日に週1回以上夕食を作る
  合計1,038n

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[gooプレスリリース]
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