家計や夫・妻のお小遣いに関する調査(既婚女性対象) 

2018年04月27日

ソフトブレーン・フィールドは、「家計や夫・妻の小遣いについての調査」を2018年3月29日~4月8日に実施しました。アンケートの対象は、20代から60代の当社のキャスト会員で、(既婚女性・平均年齢45歳)、有効回答数は945名でした。

調査トピックス


  • 約7割の世帯で妻が家計の管理をしている。
  • ご主人の年収は、昨年度と比較して「増えると思う」が22.1%、「減ると思う」が16.3%、「変わらないと思う」が61.6%となり、ご主人の年代が若くなるにつれて、「増えると思う」傾向があり、20代では半数の方の回答があった。「増える」理由は、会社の業績アップや、資格取得による手当、「減ると思う」の理由は、残業代のカットが挙げられた。
  • 夫の1か月あたりのお小遣いについては、「お小遣い制ではない」が38.0%で前回調査(2015年6月)の31.6%を、6.4ポイント上回った。「お小遣い制」は62.0%で、金額は「30,001円~50,000円」が21.9%でもっとも多い。
  • 妻の1か月あたりお小遣いについては、「お小遣い制ではない」が63.0%で、「お小遣い制」は37.0%、金額は「10,001円~20,000円」が12.2%でもっとも多い。
  • 現在の家計の状況については、約3割の方が「ゆとりがある」と感じており、50代~60代の子育てがひと段落した世代が目立ち、約7割が「ゆとりがない」と感じており、30代~40代の子育て中の世代からの回答が多かった。

調査結果


1.家計の管理はどなたが行っていますか?

 まずは、家計の管理はどなたが行っているか調査をしました。
 家計の管理については、「妻が管理をしている」が65.3%で、約7割近くの世帯で、ご自身が管理をしていることがわかりました。次いで、「夫婦で管理をしている」が22.6%、「夫が管理をしている」が12.1%という結果になりました。

2.ご主人の年収は、昨年度と比較すると増減がありそうですか?

 次に、昨年度と比較した場合のご主人の年収の増減や、ご夫婦のお小遣いについて調査をしました。
 ご主人の年収の増減については、全体平均では、「変わらないと思う」が61.1%であり、「増えると思う」が22.1%、「減ると思う」が16.3%と続きました。ご主人の年代が若くなるにつれて「増えると思う」傾向があり、20代では半数からの回答がありました。

 年収が増えると思う理由については、「業績アップの見込み(夫30代・製造業、他)」など会社の業績に関する事や、「仕事で使う資格を取得したから(夫40代・建設/不動産)」などの、資格手当などが挙げられました。一方で、減る理由はと思う理由については、「会社の取り組みとして残業が減らされている(夫30代・IT、他)」など、残業のカットによるものが多く挙げられ、他にも「仕事の単価が安くなっているから(夫50代・建設/不動産)」といった声もありました。

3.ご主人(夫)の1か月あたりのお小遣いは?

 次に、1か月あたりのお小遣いについて、ご主人(夫)とご自身(妻)それぞれ調査をしました。
 ご主人の1か月あたりのお小遣いについて、「お小遣い制ではない」方が38.0%で、前回調査時の(2015年6月)31.6%を、6.4ポイント上回りました。

「お小遣い制」の方は、62.0%であり、金額は、「30,001円~50,000円」が21.9%でもっとも多く(前回調査26.4%/4.5ポイントダウン)、次いで「20,001円~30,000円」が14.1%(前回調査18.1%/4.0ポイントダウン)、「10,001円~20,000円」が、11.1%(前回調査9.4%/1.7ポイントダウン)という結果となりました。

4.あなた(妻)の1か月あたりのお小遣いは?

 次にご自身の(妻)のお小遣いについて調査をしました。
 ご自身(妻)のお小遣いについては、「お小遣い制ではない」が63.0%で、「お小遣い制」が37.0%となり、金額は、「10,001円~20,000円」が12.2%でもっとも多く、次いで「10,000円以内」が11.4%、「20,001円~30,000円」が7.0%という結果となりました。

5.現在、家計にゆとりはあると思いますか?

 最後に、現在の家計の状況について調査をしました。
 現在の家計の状況については、「十分なゆとりがあると思う」が3.1%、「まあまあゆとりがあると思う」が26.6%となり、約3割の方が「ゆとりがある」と感じおり、「子どもの教育費も目処が経っており、老後の貯蓄もできているから(妻50代・パート/子ども大学生)」や、「私の仕事が軌道に乗り、一定額の収入が見込めるようになったから(妻60代・当社紹介のお仕事/子ども社会人)」といった、50代~60代の子育てがひと段落した世代からの回答が目立ちました。

 一方で、「あまりゆとりがないと思う」が44.4%、「まったくゆとりがないと思う」が25.9%となり、約7割が「ゆとりがない」と感じており、「子どもの進学や塾、習い事などの支出があるから(妻40代・パート/子ども高校生)」や、「子ども達の習い事、物価も上がっているから(妻30代・当社紹介のお仕事/子ども小学生)」といった、30代~40代の子育て世代からの回答が目立ちました。


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