テレビ接触頻度調査【ローテレ調査】(10代から60代対象) 

2018年05月16日

サイバーエージェントが運営する、動画広告に特化した調査機関であるオンラインビデオ総研は、全国2万人、10代から60代を対象に実施したテレビ接触頻度調査(ローテレ調査)の結果を発表。

10代後半から20代の6人に1人の割合で、テレビを保有しない、または1か月以内にテレビ視聴なしの「ノンテレ(Non TV)」であることが分かりました。
また、テレビ視聴が平日1時間以下、かつ休日2時間以下の「ローテレ」層の比率は、前回調査(2015年10月)に比べて、10代後半が5ポイント、20代が6ポイント上昇していることも分かりました。
なお調査方法は、前回同様に、「テレビ視聴におけるローテレ・ハイテレの6分類グループ分け」の定義を踏襲しております。

調査結果


【1】 全国2万人、15歳~69歳における、テレビ視聴6分類の調査結果

<<テレビ視聴6分類のグループ分けルールと、調査結果>>
  *()内は前回2015年10月調査結果

1 「ノンテレ」 :テレビを持っていない、または一ヶ月以内に視聴なし ⇒10.3% (10.5%)
2 「超ローテレ」:平日30分未満、かつ休日1時間以下 ⇒8.7%  (7.9%)
3 「ローテレ」 :平日1時間以下、かつ休日2時間以下 ⇒19.6%  (19.0%)
4 「ミドルテレ」:平日2時間以上、または休日3時間以上 ⇒29.1%  (30.7%)
5 「ハイテレ」 :平日3時間以上、かつ休日3時間以上 ⇒22.0%  (21.6%)
6 「超ハイテレ」:平日5時間以上、かつ休日5時間以上 ⇒10.3%  (10.3%)


・「ローテレ系」(ノンテレ、超ローテレ、ローテレの合計)が、38.6% (37.4%)
・「ハイテレ系」(ハイテレ、超ハイテレの合計)が、32.3% (31.9%)

*調査方法
主に、地上波テレビの接触頻度・視聴時間帯を曜日毎に聴取。
地上波テレビ「リアルタイム視聴」の平均的な視聴時間によって、合計6グループに分類。
(調査対象:全国 15歳~69歳 20,000サンプル)

【2】 年代別×テレビ視聴6分類の調査結果

10代後半
・ノンテレ 14.5%
・超ローテレ 11.4%
・ローテレ 22.5%
・ミドルテレ 27.2%
・ハイテレ 17.7%
・超ハイテレ 6.7%

20代
・ノンテレ 15.0%
・超ローテレ 9.8%
・ローテレ 20.0%
・ミドルテレ 27.9%
・ハイテレ 19.2%
・超ハイテレ 8.2%

30代
・ノンテレ 12.5%
・超ローテレ 10.7%
・ローテレ 20.9%
・ミドルテレ 29.0%
・ハイテレ 19.2%
・超ハイテレ 7.7%

40代
・ノンテレ 10.0%
・超ローテレ 10.4%
・ローテレ 21.9%
・ミドルテレ 29.6%
・ハイテレ 19.2%
・超ハイテレ 8.9%

50代
・ノンテレ 8.2%
・超ローテレ 7.1%
・ローテレ 19.3%
・ミドルテレ 31.1%
・ハイテレ 23.5%
・超ハイテレ 10.8%

60代
・ノンテレ 5.6%
・超ローテレ 5.1%
・ローテレ 15.3%
・ミドルテレ 28.3%
・ハイテレ 29.4%
・超ハイテレ 16.3%

本調査結果の見解

  • 全世代において、前回2015年10月調査時よりも「ローテレ」比率が微増。
    10代後半においては、「ローテレ系」が全体の48.4%を占め、過半に迫る勢い。
  • 10代後半および20代は、「ノンテレ」が15%を占め、テレビを持っていない人がさらに増加している。
  • 2015年時点の「ローテレ系」が、ローテレのメディア視聴傾向を維持したまま、年次経過とともに上の世代に移行していることがわかり、「加齢とともに、テレビを見る」という訳ではない、という仮説が立てられる。
  • 60代になると、「ハイテレ系」が変わらず大きなシェアを占め、テレビ視聴頻度が特に高い状況がわかる。

調査概要


主に、地上波テレビの接触頻度・視聴時間帯を曜日毎に聴取。
地上波テレビ「リアルタイム視聴」の平均的な視聴時間によって、合計6グループに分類。
・調査対象:全国 15歳~69歳 20,000サンプル (調査会社パネルを利用) 
・調査時期:2018年2月
・調査主体:株式会社サイバーエージェント
・調査手法:インターネット調査

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[サイバーエージェント]
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