「セカンドオピニオン」に関するアンケート調査(がん患者、元がん患者対象) 

2018年06月07日

ティーペックは、2018年3月にセカンドオピニオンに関する調査として、子どもをもつがん患者向けのコミュニティサービスを運営する一般社団法人キャンサーペアレンツと共同で、キャンサーペアレンツ会員を対象にアンケートを行いました。

調査結果


1.セカンドオピニオン利用動機

n=女性278/男性94
(1) あなたはセカンドオピニオンを利用したことがありますか。
  ※現在利用中の方は「ある」とお答えください。(n=372)
・がん患者のうち、セカンドオピニオンの利用者は3割強だった。
・女性に比べ、男性の方がセカンドオピニオンを利用する傾向にある。

(2) セカンドオピニオンを利用した動機について、あてはまるものをすべてお選びください。(回答はいくつでも)
(3) (2)で選んだ項目のうち、最も強い動機をお選びください。(回答はひとつだけ)(n=122)
・「他に良い治療法はないか確認するため」が最も多い。
・主治医の対応は、セカンドオピニオンを利用する強い動機になりにくい。
・「目当ての医療機関に通院するため」が一部利用者の強い動機となっている。

2.セカンドオピニオン利用時の抵抗感・主治医の反応

(4) 主治医にセカンドオピニオンの利用を伝える際、抵抗感はありましたか。(n=122)
・抵抗感を覚えた利用者は38.5%となっている。(とてもあった・ややあった計)
・半数以上が抵抗なくセカンドオピニオンを利用している。(どちらともいえない・あまりなかった・まったくなかった計)
・なかでも1/4(25.4%)は抵抗感が「まったくなかった」。

(5) 抵抗感が「とてもあった」「ややあった」とお答えの方にお聞きします。その理由をご自由にお答えください。(n=47)
・主治医を意識した回答が多くを占めている。
・回答は「主治医の気分を損なう可能性があるから」「主治医との信頼関係を危惧しているから」「主治医に申し訳なく思うから」に大きく分類できる。

(6) 主治医にセカンドオピニオンの利用を希望した際、主治医の反応はいかがでしたか。(n=122)
・医師の反応が「悪かった」とする回答は1割に満たない。(悪かった・とても悪かった計)
・利用者の6割程度が医師の反応を好意的に捉えている。(とても良かった・良かった計)
⇒主治医への申告により、信頼関係が悪化するケースは少数と考えられる。

(7) セカンドオピニオンを利用する際、主治医へどのように伝えましたか。(n=117)
・「率直に話した」「他の意見を聞きたい」という回答が多数を占める。
・「家族・親戚・知人に勧められた」という伝え方もある。
・主治医の側からセカンドオピニオンを提案するケースも複数ある。

3.セカンドオピニオンを利用したことによる気持ちの変化

(8) セカンドオピニオンを受けたことにより、あなたの気持ちはどのように変化したでしょうか。ご自由にお答えください。(n=119)
・多くの回答が、「受診によってポジティブな影響があった」という内容になっている(安心した、迷いが消えた、前向きになった、納得した)。

4.セカンドオピニオンの利用を考えている方へ伝えたいこと

(9) これからセカンドオピニオンを利用しようかどうか考えている方々に、伝えたいことがありましたら記載してください。(n=107)
・ほとんどの回答が、セカンドオピニオンの利用を勧める内容となっている。
・「不安・迷いを解消することが大切」という回答が目立った。
・主治医へセカンドオピニオンを利用したいと言いにくい方へのアドバイスも目立った。

5.セカンドオピニオンを受けなかった理由

(10) セカンドオピニオンを受けなかった理由として、あてはまるものをすべてお選びください。(回答はいくつでも)(n=250)
(11) (10)で選んだ項目のうち、最もあてはまる理由をお選びください。(回答はひとつだけ)(n=250)
・セカンドオピニオンの利点が、非利用者の多くに対する誘因となっていない。
・治療方針を主治医に一任する回答も多い。
・受診を諦めるケースは少ない。

調査概要


調査対象者:キャンサーペアレンツに所属するがん患者、元がん患者
回答者数 :372人
調査手法 :インターネット調査
調査時期 :2018年3月14日(水)~3月21日(水)
実施主体 :ティーペック株式会社

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