「白髪と白髪対策」についての調査(成人女性対象) 

2018年07月02日

オレンジページくらし予報は、国内在住の成人女性を対象に、「白髪と白髪対策」について調査しました。

「ちらほらある程度」、「目立ちだした程度」を合わせて77.2%の人に白髪があり、そのうち9割近くが「いやだ、隠したい」と感じています。そして、その白髪対策は、やはり白髪用のヘアカラーなどが最多。とはいえ、それらを頻繁に使うことには内心不安もあり、そのマインドをうまく受け止めてくれる白髪対策アイテムに期待が寄せられていることがうかがえます。

調査ダイジェスト


  • 「白髪で行きたくない場所」は同世代の集まるところ!? 最多は「女子会」53.1%
  • 白髪対策は「染める」62.2%、でも「髪や頭皮にダメージありそう」80.4%
  • 徐々に染まる「カラートリートメントはいい方法」81.4%

調査結果


「白髪で行きたくない場所」は同世代の集まるところ!? 最多は「女子会」53.1%

今回の調査では、白髪が出はじめたのは40歳代前半が最多で23.8%。ほとんどが30~40歳代で白髪とのつきあいが始まっています。今はまだ「ちらほらある程度」37.6%、「目立ちだした程度」39.6%というくらい。しかし「鏡に映った自分を見たとき、白髪が目立っていてがっかりした経験はありますか?」には81.8%が「ある」と回答しています。さらに「白髪があることはいやだ」88.4%(「とてもいやだ」46.5%+「どちらかといえばいやだ」41.9%)、「白髪は隠したいと感じている」89.8%(「強く感じる」50.6%+「やや感じている」39.2%)と、白髪のある人のほとんどは白髪を隠したいと思っています。

「同世代の女性の白髪が目立っている様子はどう感じますか?」では「老けて見える」66.7%、「疲れた感じがする」58.1%が2大印象で、自分がそう思うということは、他人からそう見られるかも!? という不安につながります。だからでしょうか「白髪が目立った状態だと行きたくないところ」のTOP3は「友だちなどとの女子会」53.1%、「結婚式やお祝いの集まり」46.9%、「同窓会」42.7%など「同世代が集まりがちで、いつもよりおしゃれして行きたい場所」ともいえます。

白髪対策は「染める」62.2%、でも「髪や頭皮にダメージありそう」80.4%

とにかく隠したい白髪。その対策として最多なのは「染めている(ヘアカラー、ヘアマニキュアなど)」62.2%という結果に。

では、白髪染めをはじめたのは何歳くらいなのでしょうか。
「40~44歳」「45~49歳」がどちらも23.4%で最多です。頻度は「1ヶ月に1回」24.5%、「2ヶ月に1回」19.9%、「3~4ヶ月に1回」16.2%でした。しかし、「白髪を染めるのは正直めんどうだ」と90.2%の人が答えています(「めんどうだと思う」67.5%+「ややめんどうだと思う」22.7%)。

さらに、見逃せないポイントとして「白髪染めは髪や頭皮にダメージがありそうと感じている」も80.4%(「そう感じる」42.3%+「ややそう感じる」38.1%)という高い数字に。
白髪染めには「若見え・おしゃれ」はもちろん「身だしなみ」の側面もあり、多くの人が行ってはいるものの、めんどうだし、体への負担も不安に感じている、という実態が見えました。

徐々に染まる「カラートリートメントはいい方法」81.4%

「髪や頭皮にダメージがあるかも……」と思いつつも白髪は隠したいから染めている人たちが、白髪染めと次の染めの間に実践する「白髪を目立たなくする方法」は何でしょう。「白髪が伸びた分だけ部分染めをする」33.7%、「髪の分け目を変えたり、ヘアスタイルで工夫する」21.5%など、なるべく染める頻度を低くしたい、染める範囲を狭くしたいと工夫していることがわかります。

「ヘアマスカラ」「白髪隠し」など「その日だけ」の応急アイテムもありますが、使うたびに白髪が染まっていく「カラートリートメント」「カラーリンス」、その利用率は16.3%と、全体としてはまだまだその使用者は多くはありませんが、関心の高さはうかがえます。

「白髪を目立たなくする工夫として<白髪用のカラートリートメント>を使うことをどう思いますか?」に81.4%が「いい方法だと思う」(「いい方法だと思う」34.1%+「いい方法だとやや思う」47.3%)と答えました。カラートリートメントを使っている人の理由TOP3は「白髪が染まって目立ちにくくなるから」54.3%、「自宅のお風呂場で簡単に使えるから」54.3%、「頻繁に毛染めするより髪や頭皮にダメージが少ないから」42.6%でした。

手軽に使え、髪や頭皮のダメージに対する不安もやわらげているカラートリートメントですが、改善を望むポイントもいくつか見えます。最も多かったのは「白髪がしっかり染まる」で67.4%。次に「手指やお風呂場、タオル類が汚れにくい」44.2%、「塗布してから染まるまでの待ち時間を短縮」41.1%と続きます。また、「髪にうるおいを与え、調子をよくする」24.8%、「日がたっても、白髪が黄ばんだり、赤味が強まったりしにくい」20.9%など、「トリートメント」として、さらに髪をきれいにしてくれる機能にも期待が高まってきそうです。

寄せられた声にも「色の種類も気になります」(40代・フルタイム)、「より染まりやすくする方法、色のもちをよくする方法があれば知りたい」(40代・フルタイム)など、さまざまな要望が見られました。
今回の調査から見える「白髪用カラートリートメント」選びのポイントは「髪や頭皮に優しく、早くしっかり染まって髪にツヤを与えるもの」となります。その背景にあるのは「髪や頭皮へのダメージへの不安」「短時間ですませたい」などの消費者のマインドと言えるでしょう。

調査概要


調査対象:オレンジページメンバーズ・国内在住の成人女性(有効回答数1080人)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2018年5月10日〜2018年5月14日

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