2020年卒マイナビ大学生インターンシップ前の意識調査 

2018年07月06日

マイナビは、「2020年卒マイナビ大学生インターンシップ前の意識調査」を発表しました。本調査は、インターンシップの参加学生や実施企業が年々増加していることを受け、現時点での学生の参加意思や興味・関心を調査するため、今年初めて実施しました。調査対象は2020年春卒業予定の大学生・大学院生です。

調査結果TOPICS


  • ① 6月末までに7割の学生がプログラムへの申し込みなど、すでに何らかのアクションを実施
  • ② インターンシップは在学中に平均「4.2回」経験したい
  • ③ インターンシップ先の企業選びは就職活動を意識しながら、興味のある業界や職種を中心に。『同行体験型』と『職場見学型』が人気

調査結果


■ 6月末までに7割の学生がプログラムへの申し込みなど、すでに何らかのアクションを実施

学部3年生になる以前(学部1、2年の低学年次)にインターンシップを経験したことがある学生は、全体の1割程度(9.8%)であった。一方現在の状況を聞くと、「今後、参加するインターンシップの具体的な予定が1つ以上ある」と回答した学生が最多の34.2%だった。すでに参加済、申し込み済と合わせると、6月末の時点ですでに全体の69.9%の学生がインターンシップに対して、何らかのアクションを起こしていることがわかった。

■ インターンシップは在学中に平均「4.2回」経験したい

現時点でインターンシップに参加した経験が1回以上ある学生は全体の2割程度(18.8%)だが、在学中にインターンシップに参加したい数を聞いたところ、3回以上を選んだ学生が78.0%と多数だった。平均では、全体で4.2回となり、複数企業のインターンシップに参加する意思があることがうかがえる。

■ インターンシップ先の企業選びは就職活動を意識しながら、興味のある業界や職種を中心に。『同行体験型』と『職場見学型』が人気

将来の就職活動を意識してインターンシップ先の企業を探す学生は全体の92.4%と非常に高い割合だが、具体的な企業の情報収集というよりは、業界や職種の情報集めと適性を知る目的で活動する学生が多数派となった。専攻や研究に特色がある理系学生では、研究内容などを生かせる企業に絞って、インターンシップを探すことが文系よりも多いとみられる。
興味があるインターンシップの内容は「現場の社員に交じって業務を体験する『同行体験型』」、「現場を社員の説明で見学する『職場見学型』」で、業務の現場に自分の身を置くという共通点を持つ内容が多く選ばれる結果となった。

※興味のあるインターンシップの内容(プログラム)は、『同行体験型』と『職場見学型』が多く選ばれた。疑似的に業務体験をする『ロールプレイング型』、疑似的な業務課題解決に取り組む『シミュレーション型』などよりも割合が高い。学生が「実際の体験」をいかに重視しているかがわかる。

※全体の6割以上が「どの業界を志望するか明確にするため(64.0%)」「どの職種を志望するか明確にするため(60.5%)」を選択した。学生は具体的な企業探しというよりも、業界や職種の実際を知ることや、自分の興味や適性の確認などを目的にインターンシップに取り組んでいるといえる。
理系学生は「特定の企業のことをよく知るため」の割合が高い。現在の専攻に紐づいた働くイメージを持っており、「どのような研究や製造を行っているか」や「企業の具体的な業務内容」を知りたい学生が多いためだと考えられる。

調査概要


2020年卒マイナビ大学生インターンシップ前の意識調査
調査対象:「マイナビ2020」会員のうち、「2020年春」に卒業予定の大学生・大学院生
調査期間:2018年6月19日(火)~6月30日(土)
回答方法:WEBフォームにて回答
有効回答数:6,038名(文系男子1,036名、理系男子812名、文系女子3,240名、理系女子950名)

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