キャリタス就活2019 学生モニター調査結果(2018年7月発行) 

2018年07月06日

ディスコは、2019年3月卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に、7月1日時点での就職活動状況に関する調査を行いました。(調査期間:2018年7月1日~5日、回答数:1,147人)

調査結果サマリー


1.7月1日時点の内定状況

○内定率は81.1%。6月(65.7%)より15.4ポイント上昇
○前年同期実績(83.2%)を2.1ポイント下回る
○就職活動終了者は全体の68.2%。前年(66.1%)より2.1ポイント上昇。継続者は31.8%

2.未内定者が内定を得る見通し

○未内定者のうち6割(62.7%)が「内定の見通しが立っていない」
○4人に1人が「就職以外の道(進学、留年など)を考えている」(24.0%)

調査結果


1.7月1日時点の内定状況

7月1日現在の学生モニターの内定率は81.1%。先月調査(6月1日現在)の65.7%から1カ月で15.4ポイント伸び、2年連続で8割を超える高水準となりました。ただし、前年実績(83.2%)には届きませんでした。5月調査では前年同期を4.7ポイント上回り早期化が目立っていましたが、6月には伸びが鈍化し、今回前年同期をやや下回った格好です(2.1ポイント減)。大手志向の強まりやエントリー社数の減少なども影響していると見られます。
調査時点で就職先を決定して就職活動を終了した者の割合は63.4%。複数内定を保留しているなど未決定である者(4.8%)を合わせると、終了者は68.2%です。内定率は前年同期を下回りましたが、内定取得者の終了ペースが早まったことで、終了者の割合は増えました。活動継続者は「内定あり」(12.9%)、「内定なし」(18.9%)を合わせて31.8%です。

2.未内定者が内定を得る見通し

未内定学生の内定獲得の見通しを見ると、最も多いのは「選考中の企業はあるが、内定をもらえるかわからない」(42.4%)ですが、前年調査に比べ11.4ポイント減少しました。「選考中の企業はなく、まったく見通しが立っていない」、つまり持ち駒企業がなくなった状況の学生が増加しており(14.9%→20.3%)、厳しさが増していることがうかがえます。両者を合わせると62.7%となり、未内定者の6割強が先の見えない状況にあると言えます。一方、「就職以外の道(進学、留年など)を考えている」という回答が24.0%に上り、4人に1人が就職の見送りを視野に入れていると回答しました。

調査概要


「キャリタス就活2019学生モニター調査(2018年7月)」
調査対象:2019年3月に卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)
回答者数:1,147人(文系男子351人、文系女子330人、理系男子307人、理系女子159人)
調査方法:インターネット調査法
調査期間:2018年7月1日~5日
サンプリング:キャリタス就活2019学生モニター(2016年卒以前は「日経就職ナビ・就職活動モニター」)

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