AIツールとマーケティング業務に関する実態調査(マーケティング関連職種の20歳から59歳の男女対象) 

2019年03月06日

ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『AIツールとマーケティング業務に関する実態調査』の結果を発表します。本調査は、事前調査で現在の職種が企画、マーケティング、広報、販売促進、市場調査・分析、クリエイターと回答した20歳から59歳の男女478名を対象にしています。

調査結果の概要


■5割が「マーケティング業務へのAIツール導入」に前向き。導入済みは、2割

現在、所属部署においてAIツールやサービスを「導入している」人は、17.3%でした。また、現時点では導入していなくても、「2019年中には導入予定」(8.7%)、「導入する案は持ち上がっている」(13.2%)、「導入する可能性はある」(28.5%)でした。あわせて50.4%が導入に前向きな一方で、「今後も一切導入することはない」と答えた人は15.0%でした。

■AIツールにより、4割強が「業務効率が向上」、約3割が「顧客理解が深まった」

AIツールやサービスを業務で活用している人に、導入後の変化について聞いたところ、44.2%の人が「業務効率が改善した」と答えました。「業務負荷が改善した」と感じている人は35.1%、「顧客の状況をより理解できるようになった」人は28.6%でした。一方、「特にこれといった変化はない」と答えた人は11.7%でした。
※複数回答あり。

■使っていない人の半数以上が、「AIツールを導入したい」

AIツールやサービスが部署に導入されていない人のうち、「導入を強く希望している」人は9.6%、「導入を希望する」人は43.8%で、あわせて53.4%が導入したいと思っていることがわかりました。一方、「導入を希望しない」人は9.6%でした※。
※「できれば希望しない」「希望しない」の合計。

■AIツールの導入が進まない理由は、「どのように活用するのかが明確になっていない」

AIツールやサービスが部署に導入されていない人に、その理由を聞いたところ、「どのように活用するのかが明確になっていない」と答えた人が最も多く(39.4%)、次いで「費用が高い」(32.2%)、「費用に見合った効果を社内で明確に提示しにくい」(29.8%)でした。
※複数回答あり。

■3人に2人が、「AI活用に期待」

今後、AIツールやサービスの活用により得られる業務上の効果について、「とても期待している」人は16.1%、「期待している」人は43.0%で、あわせて59.1%の人が今後のAI活用に肯定的であることがわかりました。一方、「あまり期待していない」人は6.3%、「期待していない」人は6.1%でした。

調査概要


■調査期間:1月25日(金)~1月31日(木)
■調査対象:事前の調査で現在の職種が企画、マーケティング、広報、販売促進、市場調査・分析、クリエイターであると回答した20歳~59歳の男女478名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[Marketing Research Camp]
 マイページ TOP