共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティングは、消費者の意識とポイントの利用意向を把握するため、「第8回 Ponta消費意識調査 2014年12月」を実施。

【調査結果】

<消費者意識>
・いま購入・消費したい商品・サービス
「増加したトップ10」1位「書籍・雑誌」、2位「音楽CD」、3位・4位に「ビデオソフト」が入るなど「インドア志向」が見える結果に。

・年末年始に購入・消費したい商品・サービス
1位は「食品(ふだん食べるもの)」、昨年1位の「食品(お取り寄せなど)」を逆転。「特になし」が昨年から大幅増加し、「買い控え」の傾向に。

・希望する消費増税の使い道
1位「年金制度の改善・安定財源」、2位「医療費の軽減」、3位「国民健康保険料の軽減」など、年金・社会保障関連の項目が上位を占める結果となった。

・節約することでストレスを感じるか… 全体の62.3%がストレスを感じると回答。
62.3%がストレスを感じると回答。「節約したい」派では「節約したくない」派より高い、70.9%がストレスを感じる結果に。

<ポイントサービスの利用意向>
・ポイントをつかうタイミング
トップの「ある程度ポイントがたまったとき」が8か月連続増加し、過去最高の58.9%に。

【調査結果】

<消費者意識>

いま購入・消費したい商品・サービス
 … 「特にない」は、前回より増加し、7.8%に。
・6月以降、横ばいが続いていた「特にない」は、10月の6.9%から増加し、7.8%となった。
・「書籍・雑誌」が増加してトップ10入りした他は、前回から大きな順位の変動はなかった。

1 食品(ふだん食べるもの) 66.5
2 旅行(宿泊を伴うもの) 48.4
3 衣服 44.7
4 くつ 36.4
5 外食(食堂・レストラン、和・洋・中ほか専門店) 34.1
6 旅行(日帰り) 28.1
7 食品(お取り寄せなど、特別なもの) 27.0
8 パソコン 26.5
9 かばん 25.7
10 書籍・雑誌 24.3
11 映画鑑賞 23.8
12 酒類 20.5
13 観劇・コンサート 20.4
14 家電(キッチン・生活系、冷蔵庫、電子レンジなど) 20.2
15 外食(ファミリーレストラン) 20.1
16 家電(AV系、テレビ・DVDレコーダーなど) 19.7
17 化粧品 18.7
18 自動車(四輪)18.6
19 外食(ファストフード) 17.6
20 携帯電話 通信・メディア  17.2

いま購入・消費したい商品・サービス <前回調査比 ポイント増減トップ10>
 …「増加したトップ10」1位「書籍・雑誌」、2位「音楽CD」、3位・4位に「ビデオソフト」が入るなど、「インドア志向」が見える結果に。
・「増加したトップ10」は、「旅行(日帰り)」など秋の行楽など季節性を顕著に表す結果となった
10月と大きく入れ替わる結果となった。「書籍・雑誌」「音楽CD」「ビデオソフト」など、10月と比べて「インドア志向」が見てとれる結果となった。「アナと雪の女王」など、2014年が映画のヒット作に恵まれたことも影響していると思われる。

年末年始に購入・消費したい商品・サービス
 …1位は「食品(ふだん食べるもの)」、昨年1位の「食品(お取り寄せなど)」を逆転。「特になし」が昨年から大幅増加し、「買い控え」の傾向に。
・昨年2位の「食品(ふだん食べるもの)」が1位となり、「食品(お取り寄せなど、特別なもの)」を上回った。
・「特になし」が昨年から大幅増加していることから、昨年よりも「買い控え」の傾向が見てとれる結果となった。

希望する消費増税の使い道
 …1位は「年金制度の改善・安定財源」(36.7%)。年金・社会保障関連が上位を占める。
・1位「年金制度の改善・安定財源」、2位「医療費の軽減」、3位「国民健康保険料の軽減」など、年金・社会保障関連の項目が上位を占める結果となった。

消費者の節約志向
 …「節約したい」派が8月以降、6割を超える水準が続く。節約志向の定着化がうかがえる。
・「節約したい」派が58.3%(6月)、63.8%(8月)、64.7%(10月)、64.5%(12月)と、8月以降6割を超える水準で推移し、節約志向が定着してきたことがうかがえる。

どのくらい節約したいか
 … 節約したい平均額は、調査開始以来最高の16,598.4円に。
・ 4月に11,028.3円だった節約したい平均額は、15,324.9円(6月)、16,192.5円(8月)、15,015.1円(10月)と6月以降15,000円越えで推移。12月には16,598.4円と調査開始以来、最高の金額となった。

節約することでストレスを感じるか

 …62.3%がストレスを感じると回答。「節約したい」派では、「節約したくない」派より高い、70.9%がストレスを感じる結果に。
・ 62.3%が「節約することでストレスを感じる」と回答。「節約したくない」派では、46.4%しかストレスを感じないのに対して、「節約したい」派は、70.9%がストレスを感じると回答。節約志向の有無によって、節約をすることによるストレスの感じ方に違いが出る結果となった。

ポイントの「つかう」意識
 …引き続き、ポイントを「つかいたくない」が2割。“ためておく”意向がうかがえる。
・ Pontaポイントを「つかいたい」派、「つかいたくない」派は前回とほぼ同程度となった。前月に引き続き、ポイントにおける“節約意識”、“ためておく意向”が見てとれる結果となった。

ポイントをつかうタイミング
 …トップの「ある程度ポイントがたまったとき」が8か月連続増加し、過去最高の58.9%に。
・Pontaポイントをつかうタイミングのトップは「ある程度ポイントがたまったとき」(58.9%)。8か月連続の増加となり、ポイントを「ためておく」意識の高まりが見てとれる結果となった。


【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2014年12月4日(木)~12月7日(日)
パネル:「Pontaリサーチ」会員(Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をして頂いている方)
回答者数:3,000人 男性、女性×年代別(20・30・40・50・60代以上)の各10セルで300サンプル

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