『日本の世界遺産』に関する調査(第2回) 

2013年08月30日
マイボイスコムは、『日本の世界遺産(第2回)』に関してインターネット調査を実施し、2013年8月1日~5日に10,046件の回答を集めた。

【調査結果】

■世界遺産への関心度、世界遺産に対する態度・行動

世界遺産に関心がある人は52.1%です。関東居住者でやや多くなっています。関心がない人は、男性は20・30代、女性は若年層ほど多い傾向です。世界遺産への登録で、「観光客増加による環境悪化等が心配」「地域活性化につながる」と思う人が各2~3割です。

■世界遺産登録先の認知

世界遺産に登録されていることの認知率は「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」が80.0%です。その他「原爆ドーム」「屋久島」「厳島神社」「知床」などが各6~7割にのぼります。2007年調査時に比べ「日光の社寺」「古都京都の文化財」「古都奈良の文化財」などが大きく増えています。北海道では「知床」、中国・四国では「原爆ドーム」の認知率が最も多くなっています。

■国内で訪問したことがある世界遺産、今後訪れたい世界遺産

いずれかの世界遺産訪問経験者は全体の8割強、認知者の9割弱です。世界遺産認知者のうち、訪問経験上位は「古都京都の文化財」「古都奈良の文化財」「原爆ドーム」「日光の社寺」「法隆寺地域の仏教建造物」「厳島神社」などで、各4~5割となっています。地域別にみると、北海道は「知床」、東北は「平泉」、関東は「日光の社寺」、北陸・中部・近畿は「古都京都の文化財」、中国・四国・九州は「原爆ドーム」が1位です。
 世界遺産登録がきっかけで訪問したところがある人は全体の2割弱、「厳島神社」「白川郷・五箇山の合掌造り集落」「古都京都の文化財」などが上位で、いずれも3%以下です。

今後訪問したい世界遺産は「屋久島」(42.8%)が最も多く、「知床」「小笠原諸島」「厳島神社」が各2~3割で続きます。10・20代では「原爆ドーム」がやや多くなっています。

■世界遺産に登録されて欲しいもの

世界遺産に登録されて欲しいものがある人は全体の5割弱です。「古都鎌倉の寺院・神社」「奄美・琉球」が各2割弱となっています。北海道、東北では「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」、関東では「古都鎌倉の寺院・神社」、北陸では「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」、九州では「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」、その他地域では「奄美・琉球」が1位となっており、地域により傾向が異なります。


【調査概要】
・調査対象:「MyVoice」のアンケートモニター
・調査方法:インターネット調査(ネットリサーチ)
・調査時期:2013年8月1日~8月5日
・調査機関:マイボイスコム株式会社
・回答者数:10,046名

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[マイボイスコム]
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