渋谷に関する意識・イメージ調査(10~50代男女対象) 

2016年04月28日
oricon MEは、10~50代の男女800名を対象に渋谷に関する意識・イメージ調査を実施いたしました。

【調査結果と傾向】

1. 全世代で「渋谷」を好きという人が過半数を越える
イメージは「昼の街」?行く目的の1位は「ショッピング」、「飲みに行く」は4位


最初に「渋谷」が単純に好きか・嫌いかについて聞いてみました。その結果、「とても好き」もしくは「やや好き」と答えた人が57.4%と過半数を越えています。世代別にみると、特に10代で76.1%と特に高い数字になっており、「若者の街」を示す結果になっておりますが、一方で、40代、50代でも60%に達しており、全ての世代で過半数を越えていました。そんな渋谷に行く目的として最も多いのは「ショッピング」となっており、67.1%があげています。次いで「友達と遊ぶ」42.4%、「一人でぶらぶら」29.1%となっています。その後に「飲みに行く」が続きますが、25.4%にとどまっており、どちからというと、「夜の街」より「昼の街」とのイメージが強いことが伺えます。

2.生活者が思う「渋谷から生まれた流行・文化」の1位は「SHIBUYA109」
「渋谷を象徴するアーティスト」は、安室奈美恵さん


次に渋谷の文化発信基地としての側面から、渋谷を象徴する文化について聞いています。まず最も「渋谷から生まれた流行・文化」と思うものを尋ねたところ、1位は「SHIBUYA109」でした。全体の22.9%を占めており、若者文化の象徴として流行を全国に発信してきた「SHIBUYA109」の存在感の大きさが明らかになりました。また、最も「渋谷を象徴するアーティスト」としては、18.9%を占めた安室奈美恵さんが1位になっております。ついで2位に小沢健二さん、3位に浜崎あゆみさんが入りました。

3. 渋谷を最も象徴するものとして「ハチ公銅像」をあげた人が5割近く
最も良い待ち合わせ場所でも「ハチ公銅像」が61.6%と圧倒的1位
好きな坂・通りは「スペイン坂」「道玄坂」「センター街」


続いては、物や場所、施設についての質問です。最も渋谷を象徴するものとしては「ハチ公銅像」が46.3%とほぼ半数の支持を得て1位になりました。2位は29.3%を占めた「スクランブル交差点」で、この二つが抜けた存在になっています。
「渋谷の待ち合わせ場所」として最も良いと思うところについても聞いていますが、ここでも「ハチ公銅像」が61.6%と圧倒的な支持を得て1位になりました。2位には「渋谷ヒカリエ」が入っており、開発が進む渋谷を感じさせる部分も見えます。【表⑤】さらに渋谷といえば様々な坂や通りが観光名所になるほど有名ですが、最も好きな坂・通りについても聞いてみたところ、1位は「スペイン坂」、2位は「道玄坂」、3位「センター街(バスケットボールストリート)」とこの3つが飛びぬけて高い数字なりました。

4. 「〇〇の渋谷」、○○に最も入るものとして最も多かったのは「若者の街」
10年前と比べて渋谷のイメージに変化を感じている30代以上が過半数越え


最後に、あなたが思う「○○の渋谷」の○に入るキーワードについて最も当てはまるものについての質問では「若者の街」との答えが44.4%を占めました。しかし、そこには変化も見られるようで、30代以上に渋谷のイメージが10年前と比較して聞くと、多少なりとも変わったとの答えが過半数を越えています。特に50代では6割を越えました。自由回答で寄せられた変化の内容を見てみると「若者の街から大人の街に変わりつつある。」(40代男性/東京)、「昔より少し大人も落ち着けるイメージに変わった。以前はとっぴなファッションの若者が多かったけれど、大人の場所が増えて、私でも行きやすくなった。」(50代女性/東京)、「若者の街という印象だったが、マークシティやヒカリエができて、大人っぽいイメージができてきた」(30代女性/神奈川)、など「若者の街」から「大人も楽しめる街」への変化も見られるようです。


【調査概要】
調査名:「渋谷に関する意識・イメージ調査」
調査期間:2016年4月19日(火)~4月25日(月)
調査地域:全国
調査対象:男女10代/46  20代/154  30代/200  40代/200  50代/200   計800サンプル
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
調査企画:株式会社oricon ME

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