スポーツシューズ市場に関する調査結果 2012 

2012年09月25日
矢野経済研究所は、国内スポーツシューズ市場の調査を実施。調査期間は2012年5月~8月、調査対象はスポーツシューズメーカー、輸入商社、卸売業、小売業など、調査方法は専門研究員による直接面談、ならびに郵送アンケートによる調査を併用。本調査におけるスポーツシューズとは、スポーツ用品メーカー・靴履物メーカーがスポーツシューズとして出荷している商品を対象とし、メーカー出荷足数・金額ベースでそれぞれ算出。

2011年のスポーツシューズ国内出荷市場規模(メーカー出荷ベース)は、数量ベースで前年比100.7%の7,911万足、金額ベースで同101.7%の2,826億円となった。「ランニングシューズ」「ウォーキングシューズ」「アウトドアシューズ」と近年ブームとなっているこれらカテゴリーシューズの出荷が引き続き増加基調にあり全体市場は微増となった。

2011年の「ランニングシューズ」国内出荷市場規模は、数量ベースで前年比104.0%の1,805万足、金額ベースで同106.0%の501億4,000万円とプラス成長で推移した。ランニングシューズ市場は、やや成長率が鈍化したとはいえ2011年もプラス成長を続けている。大阪マラソンや神戸マラソン、京都マラソンといった大型のマラソン大会が初めて開催されたこともあり、西日本を中心とした市民ランナーの増加がプラス成長に大きく寄与している。
[矢野経済研究所]
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