女性の資産運用に関する調査 

2013年08月07日
トレンド総研は、、資産運用に対する女性の意識や実態について明らかにするために、女性 500 名を対象にした調査を実施しました。本調査では、現在の経済状況に対する女性たちの考え方や感じ方、自身の将来に対する意識について調べた上で、資産運用に対する考え方や取り組みの実態について聞きました。

◆ 「アベノミクスに期待」は 81%も「効果を実感」は 38%、97%の女性が感じる「将来の不安」
「アベノミクスに対して期待をしていますか?」とたずねると、「期待している」という人は 81%にのぼります。一方で、その効果を感じているか、否かについて聞くと、「その効果を実感している」は38%にとどまりました。経済の好転については、まだまだ期待が先行というのが実情のようです。

「将来の不安の有無」について質問したところ、97%もの人が「将来に不安がある」と答えました。さらに、将来の不安について具体的に聞いてみると、67%と、およそ 7 割が「教育費や老後の貯蓄など、お金に関する不安」と回答。次点以下の「体の衰えや病気など、健康に関する不安」(65%)、「親の介護や家族の健康など、家族に関する不安」(62%)といった悩みを押さえ、お金に関する悩みは、女性にとっての最大の不安材料とも言える、深刻な課題と言えそうです。


◆ 93%が「資産運用に関心あり」、71%が「関心の高まりを感じる」も、そのイメージは「難しい」、「怖い」
「資産運用に対する関心」について聞くと、93%が「関心がある」と回答。さらに、「資産運用に対する関心は高まっていると感じますか?」と聞いたところ、「感じる」と回答した人は 71%にのぼります。

「資産運用に対する関心は高まっていると感じる」と答えた人を対象に、「関心が高まっていると思う資産運用の方法」を具体的に聞きました。その結果、回答の多かった上位 3 つの方法は、「外国為替(FX)」(46%)、「株式投資」(44%)、「不動産運用」(24%)となりました。そして、以下、「不動産投資信託(REIT)」(22%)、「海外株式投資」(22%)などが僅差で続きます。

一方、これらの資産運用の方法に対して、実際に行ったことがある人の割合も調べました。すると、「株式投資」(38%)、「外国為替(FX)」(14%)、「不動産投資信託(REIT)」(10%)については比較的高い値となりましたが、「海外株投資」、「不動産投資」については、行ったことがある人はそれぞれ 6%、4%と、まだまだ実際に行った経験がある人は少ないことが分かりました。

最後に、今回の調査対象である女性たちに、「資産運用に対するイメージ」をたずねました。この質問は、「難しい」(65%)、「怖い」(55%)といった回答が多く、まだまだ資産運用が“危ないもの”という考えが少なくないことがうかがえます。一方で、28%と、4 人に1人以上は「儲かる」と回答しており、ポジティブな意見も少なくありません。


【調査概要】
調査名:女性の資産運用に対する意識・実態調査
調査対象:25 歳~49 歳の女性 500 名 ※既婚女性:300 名、未婚女性:200 名
調査期間:2013 年7 月19 日(金)~2013 年7 月22 日(月)
調査方法:インターネット調査
調査実施機関:楽天リサーチ株式会社

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[トレンド総研]
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