2014年度 タブレット端末市場に関する需要動向調査 

2014年05月28日
ICT総研は、タブレット端末市場に関する調査結果をまとめた。

【調査サマリ】

■ 2013年度の国内タブレット端末市場は前年度比46%増の713万台

■ 2013年度のiPad出荷台数は320万台でシェア45%、Androidを僅差で上回る

■ 2014年度の国内需要は890万台、2015年度に1,000万台を超える市場へ

■ 世界タブレット端末市場は2013年に2億台を突破、2016年に3億1,670万台へ成長

■ 顧客満足度1位はアップルのiPad mini、マイクロソフト Surfaceも高い満足度を示す


【調査結果】

■ 2013年度のiPad出荷台数は320万台でシェア45%、Androidを僅差で上回る

タブレット端末の市場拡大を牽引してきたアップルのiPadは、2012年度に260万台を出荷し、53%のシェアを得ていた。2013年度のiPad出荷台数は320万台、出荷台数シェアは45%にとどまったが、Androidタブレットのシェアを僅差で上回り、OS別のシェアで1位を維持した。Androidタブレットは2013年度に316万台(シェア44%)へと大きく出荷台数を伸ばし、iPad(iOS)のシェアに迫っている。
また、Windowsタブレットを含むその他のタブレットは2013年度に77万台が出荷され、シェアは11%に増加した。Windowsタブレットは、ビジネスユーザーを中心に販売台数を伸ばしており、さらにシェアを伸ばしていくものと思われる。

■ 2014年度の国内需要は890万台、2015年度に1,000万台を超える市場へ

2013年度の国内出荷台数は前年度比46%増の713万台となり、3年度連続で過去最高を記録した。今後も国内タブレット端末市場は引き続き成長を遂げる見通しで、2014年度に890万台、2015年度に1,041万台、2016年度には1,170万台に達する見込みである。ノートパソコンの代替需要や、教育用タブレット、シニアユーザーの需要増加など、あらゆるシーンでタブレットが利用されるようになっており、普及率は5割を上回るようになるだろう。

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[ICT総研]
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