思い出の音楽に関する意識調査(15歳~39歳の男女対象) 

2014年09月19日
USENは、全国の 15歳~39歳の男女に対して、「思い出の音楽に関する意識調査」を実施。

【調査結果】

■男女で違う、「思い出の音楽」の意外な結果!
 思い出の曲の数が多いのは女性、曲への思い入れが強いのは男性


まず思い出の曲がある男女500 名(男性:250 名、女性:250 名)に対し、「思い出に残っている曲の数」について尋ねました。その結果、全体では、「1曲」が36.3%と最も多く、次いで「5曲以上」が35.0%、「2曲」が17.2%となりました。

しかしながら、男女別にみると大きな違いがみられました。男性全体の 1 位は、「1 曲」で 41.2%、「5 曲以上」が32.0%となりましたが、女性全体では、「5 曲以上」が 38.0%と、「1 曲」の 31.2%を 6.8%も上回る結果になりました。
特に 20 代の男女間での違いが顕著に出ており、20 代男性は「1 曲」が 46.0%、「5 曲以上」が 23.0%と、23%もの開きがあったのに対し、20 代女性は「1 曲」34.0%、「5 曲以上」43.0%と、20 代男女では正反対の回答となりました。

この結果が示すものとして考えられるのは、男性は「思い出の曲はこれだ!」という 1 曲に対する思い入れが強く、一方女性については「様々な生活シーンにおいて音楽を紐付けて思い出にするため、思い出の曲が複数ある」ということを表しているといえそうです。

■ 年を取るほど二極化が進む「思い出ソング」。一番熱いのは10 代!?
 「歌う派」より「聴く派」が多いなか、特に10 代が最も活発的。


では、次に思い出の音楽とは現在どのような接点があるのでしょうか。複数回答で、現在の思い出の音楽との接点について尋ねたところ、全体では、半数を上回る 51.2%が「今でもよく聞く」と回答し、次いで「接点はない(もう聴いたり歌ったりしていない)」が 26.4%、「カラオケで歌う」と回答は全体の 25.4%で 3 位となりました。

尚、世代別にみると、年代が高くなるにつれて「今でもよく聞く」という回答が減少する傾向にあります。(男性では、10 代:68.0%、20 代:59.0%、30 代:44.0%。女性は、10 代:58.0%、20 代:53.0%、30 代:37.0%)「カラオケで歌う」という回答には、男女で異なる結果になり、男性は世代が高くなるにつれて、10 代:34.0%、20 代:29.0%、30 代:18.0%と、カラオケで歌う割合が減少しています。一方女性については、10代:28.0%、20代:24.0%、30代:25.0%と、減少はせず、各世代で平均的に歌われているということがわかりました。

また、際立った特徴が表れたのが、「接点はない(もう聴いたり歌ったりしていない)」という回答になります。男女別・各世代別にみても、「今でもよく聞く」という回答が最も多くの票を集めましたが、唯一30代女性だけが、「接点はない」という回答が40.0%と、「今でもよく聞く」(37.0%)を上回りました。なお、30代男性においては、「今でもよく聞く」が「接点はない」を上回ることはなかったものの(それぞれ、44.0%:33.0%)、他世代と比べてその差は縮まっていることがわかりました。

思い出の音楽との接し方には違いがあり、特に世代が上がるにつれて「今でもよく聞く」と「接点はない」で二極化が進むことが見て取れます。一方若い世代ほど、思い出の曲はたくさん聞きたい!歌いたい!という想いが強いことが明らかになりました。

■ 男女を問わず「ミスチル」がランクイン!!人気の思い出ソング、男性は「サザン」
 「ミスチル」「スピッツ」、女性は「ミスチル」「ドリカム」「BUMP OF CHICKEN」


世代・性別を超えて愛される「思い出ソング」を自由回答で確認したところ、最も多かったのは「ミスチル」ソングでした。その他、男性ならば「サザン」「スピッツ」、女性ならば「ドリカム」「BUMP OF CHICKEN」が回答数としては上位となっていました。


【調査概要】
調査主体::株式会社USEN
調査実施機関:株式会社ネオマーケティング
調査内容 :思い出の音楽に関する意識調査
調査地域 :全国
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2014 年9 月4 日(木)~2014 年9 月8 日(月)
有効回答数:500 サンプル

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