「カジノを含む統合型リゾート」についての調査 

2014年10月22日
日本リサーチセンターは、全国15~79歳男女1,200人を対象に、訪問留置のオムニバス調査(NOS)を、毎月定期的に実施。このたび「カジノを含む統合型リゾート」について、オムニバス調査(NOS:日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)により自主調査を企画・実施。

【調査結果の要約】

◆いわゆる「カジノ法案」(特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案)が、2014年6月に審議入りし、この秋の臨時国会にて、審議が継続される。このような動きが、一般の生活者にどの程度認知されているか、またどのように思われているか、全国の15~79歳男女を対象に、訪問留置法で世論調査を行った。なお、このテーマは、10月、11月も継続して調査を行う予定である。

1. 日本国内で「カジノを含む統合型リゾート」の整備を推進する動きがあることを、知っているか?
「内容まで知っている」は9.3%、「内容は知らないが、聞いたことがある」は61.4%と、合わせて認知率は70.8%。

2. 日本国内で「カジノを含む統合型リゾート」の整備を推進することに、賛成か、反対か?
「賛成」と「どちらかといえば賛成」を合わせた『賛成 計』は19.8%。
一方、「反対」と「どちらかといえば反対」を合わせた『反対 計』は34.8%であり、『反対派』が『賛成派』を上回るが、「どちらともいえない」が45.0%で最も多い。

3. カジノのイメージは?
全体ではマイナスイメージがプラスイメージを上回っている。賛成派は「税収が増える」(52.1%)、反対派は「ギャンブル依存症の人が増える」(63.9%)が最も多い。

4. カジノの候補地で行ってみたいのは?
「東京(お台場)」が18.1%で最も多く、次いで「沖縄」(15.9%)が多い。

5. カジノへの興味は?
「大いに興味がある」は2.6%、「まあ興味がある」が11.6%で、合わせて14.2%が興味を示している。
 一方、「まったく興味はない」は44.3%で、「あまり興味はない」(24.6%)を合わせると68.9%を占める。


【調査概要】
・調査対象:全国47都道府県の15~79歳までの男女個人
・有効回収数:1200人(サンプル)
 ※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
・抽出方法:住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割当て
・調査方法:NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイによる毎月調査) 調査員による個別訪問留置調査
・調査実施期間:2014/9/3~2014/9/15

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日本リサーチセンター]
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