全国キャラクター調査(日本と海外の有名キャラクター編)
2014年12月02日【主な調査項目】
認知度と好感度の高いキャラクターは?
好感度の男女の違い、年代別の違いは?
【調査結果の要約】
◆日本では、マンガやアニメなどに登場するキャラクター人気が高く、キャラクターを商品化したビジネスも盛況である。キャラクター市場の実態として、どのようなキャラクターが認知され、好感をもたれているのだろうか?
本報告書は、弊社が10月に実施した「キャラクター」全国調査 から、「日本と海外の有名キャラクター」29種類の結果を紹介したものである。調査は、日本全国の15~79歳男女を対象に、訪問留置法という手法で、2014年10月3日~15日に実施した。
(エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割りつけているため、偏りなく全体結果をみることができる)
本調査は、全部で106項目のキャラクターについて、認知度、好感度、キャラクター商品購入経験率を聴取している。本報告書は、【Part1:ゆるキャラ・ご当地キャラ編】、【Part2:マンガ・アニメキャラクター編】に次ぐパート3にあたり、この後【パート4:ゲームとその他キャラ編】と続く予定である。
1. 認知度と好感度の高いキャラクターは?
・29種の日本と海外の有名キャラクターに関して、全国15~79歳男女の認知度と好感度を調べた結果である。
・認知度は、「くまのプーさん」「ハローキティ」「ムーミン」「ペコちゃん、ポコちゃん」が8割後半と高く、次いで「ハリー・ポッター」「トムとジェリー」「ミッキー&フレンズ(ミッキーマウス、ドナルドダックなど)」「スパイダーマン」「アナと雪の女王」が8割前半で続く。認知率上位は、海外のキャラクターが多い。
・好感度は、「ミッキー&フレンズ」と「くまのプーさん」のディズニー・キャラクターが1位、2位である。次いで「ハローキティ」「ムーミン」「トムとジェリー」が高い。日本のキャラクターの中でみると、「ハローキティ」がトップで、次に「リラックマ」「ペコちゃん、ポコちゃん」の順となる。「ミッキー&フレンズ」と「リラックマ」「ダッフィー」「ピーナッツ(スヌーピーなど)」は、認知度に比べて好感度が高め。
2. 好感度の男女の違い、年代別の違いは?
・女性の方が好感度が高いキャラクターが多い。特に、「ミッキー&フレンズ」「くまのプーさん」「ハローキティ」「ムーミン」「ピーナッツ」「ダッフィー」「リラックマ」 「ミッフィー」「ピーターラビット」「マイメロディ」などでは男女差が目立ち、女性の好感度が高い。
・一方で、「スパイダーマン」「スター・ウォーズ」「バットマン」は、男性の好感度が女性を上回る。
・ディズニーの「ミッキー&フレンズ」は、男女とも10代~70代で上位にランキングされており、ファン層の幅が広い。
・男女の好感度差が大きく、さらに女性の中でも年代差がある。全体で1位~4位のキャラクターは、女性60代以下の好感度が高かった。
【調査概要】
・調査方法:NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ) 調査員による個別訪問留置調査
・調査対象:全国の15~79歳の男女個人
・有効回収数:1200人(サンプル)
※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
・サンプリング:毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割当て
・調査期間:10月調査 2014/10/3~2014/10/15
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