紙の本と電子書籍の併売サービスに関する利用実態調査 

2015年03月05日
BookLiveは、全国の20~50代の男女2,201人を対象に、「紙の本と電子書籍の併売サービスに関する利用実態調査」を実施。

【調査結果概要】

■ 当該サービスの認知度は全体の4割強。利用経験者は約10%。

■ 未利用者の3人に1人は利用意向あり。

■ 利用経験者の約7割が、「対象作品と気づかずに購入」。

■ 全体の1/3以上が、「小説」、「マンガ」、「趣味・実用書」を希望。


【調査結果の総括】

本調査の結果、「紙の本を買うと電子書籍がもらえるサービス」の認知度は43.2%でした。一度でも利用したことがある人の割合は9.9%にとどまる一方で、サービス未利用者の8.7%が「ぜひ利用したい」、29.8%が「たぶん利用する」と回答しており、今後、さらなる利用者の増加が見込める結果となりました。

サービス普及の課題としては、利用経験者の68%が「対象作品だと気づかずに作品を購入していた」と回答している通り、対象作品やサービスの具体的な利用方法に関する認知の低さが挙げられます。今後の展開として、書店店頭やWEBサイトなどを通じて、サービス詳細の訴求をより強化していくことが、サービス普及のカギになると推測されます。

また、今後、拡大が期待される作品ジャンルとしては、「小説」(38.5%)が最多となり、「マンガ」(34.2%)、「趣味・実用書」(33.9%)が続きました。現在、雑誌が主なコンテンツとなっている当該サービスにおいて、さらなる拡大を期待する読者の意向が見受けられました。

紙の本と電子書籍をシーンによって使い分ける読書スタイルは、電子書籍のヘビーユーザーを中心に徐々に広がりを見せており、紙の本と電子書籍の垣根を越えたサービスも普及が進んできています。当社は今後も、本を読むすべての人にとって最適な読書環境の構築を目指し、新しいサービスを開発、提供していきます。


【調査概要】
調査対象:全国の20~50代の男女
調査期間:2015年2月13日(金)~2月15日(日)
調査方法:インターネット調査
有効回答数:2,201サンプル

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