第3回NRC全国キャラクター調査 【Part4:マンガ・アニメキャラクター編】 

2016年12月06日
日本リサーチセンターは、自主調査として、「第3回NRC全国キャラクター調査」を企画・実施いたしました。

日本では、マンガやアニメなどに登場するキャラクター人気が高く、キャラクターを商品化したビジネスも盛況です。キャラクター市場の実態として、どのようなキャラクターが認知され、好感をもたれているでしょうか。
「ご当地キャラクター・企業キャラクター」「マンガ・アニメ・ゲームキャラクター」「日本・海外の有名キャラクター」の3つのジャンルごとに合計96種類のキャラクターを聴取しました。

 ※「第3回NRC全国キャラクター調査【Part4:マンガ・アニメキャラクター編】」のレポートを発表いたします。

【調査結果の要約】

●「ドラえもん」「サザエさん」「それいけ!アンパンマン」は、95%以上と全国的に高い認知度。好感度では「となりのトトロ」と「ドラえもん」が3割前後でトップ2。
・認知度は、「ドラえもん」「サザエさん」「それいけ!アンパンマン」「ちびまる子ちゃん」が95%以上と高い。次いで「クレヨンしんちゃん」「ゲゲゲの鬼太郎」「鉄腕アトム」「ルパン三世」が9割以上で続く。
・好感度は、「となりのトトロ」が31%で1位、「ドラえもん」が29%で2位。「サザエさん」「魔女の宅急便」「それいけ!アンパンマン」「ルパン三世」が22〜25%と続く。
・全96キャラクター内での認知度ランキングでも1位〜7位の順位は変わらず、「ドラえもん」「サザエさん」「それいけ!アンパンマン」は全キャラクターの中でもトップ3。好感度では、1位の「となりのトトロ」は、全キャラクター内では4位となる。
・2014年からの時系列でみると、「妖怪ウォッチ」「進撃の巨人」「プリキュアシリーズ」の認知度が上昇。

●エリア別でみると、「ドラえもん」と「サザエさん」は全エリアで認知度トップ2。好感度1位は、中部・北陸で「ドラえもん」、それ以外のエリアでは「となりのトトロ」。
・「ドラえもん」と「サザエさん」は、認知度が全エリアで上位2位に入る。
・「それいけ!アンパンマン」「ちびまる子ちゃん」は、全エリアで認知度上位5位にランクイン。
・「ドラえもん」は作者出身地の中部・北陸で好感度が1位。それ以外のエリアは「となりのトトロ」が1位。

●性・年代別でみると、男性は年代によって好きなキャラ1位が異なる傾向。女性は、「となりのトトロ」「魔女の多急便」が人気。「ドラえもん」は男女の全年代で上位5位と、性別年代を問わず人気のキャラクターである。
・「ドラえもん」は、男女ともに全年代で認知度上位5位。さらに、好感度でも、男女の全年代で上位5位であり、性別年代を問わず人気のキャラクターであることがわかる。
・男性の好感度では、「ONE PIECE」が15〜29才、「ドラゴンボール」が30代、「ルパン三世」が40代・50代、「サザエさん」「鉄腕アトム」が60代、「ドラえもん」が70代でそれぞれ1位。
・女性の好感度では、「となりのトトロ」「魔女の宅急便」は60代・70代の高齢層より下の年代で上位にランクイン。「ONE PIECE」「名探偵コナン」といった少年漫画も、15〜29才では上位である。
・男性に比べて女性の方が好感度スコアは高い傾向(1位のスコアは、男性が29〜44%、女性が32〜55%)。


【調査概要】
・調査方法:NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ:毎月1回定期的に実施する乗り合い形式の全国調査)調査員による個別訪問留置調査
・調査対象:全国の15〜79歳男女個人
・有効回収数:1,200人(サンプル)
 ※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
・サンプリング:毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
・調査期間:2016年10月調査 2016/10/5〜2016/10/17

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日本リサーチセンター]
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