愛犬・愛猫の名前・名付けの由来に関する調査 

2018年11月22日

ベネッセコーポレーションの愛犬や愛猫と飼い主のための直販雑誌「いぬのきもち」「ねこのきもち」は、11月22日「ペットたちに感謝する日」を前に、犬・猫の飼い主を対象に、愛犬・愛猫の名前・名付けの由来に関する調査を行いました。その結果について、項目別ランキングを発表いたします。

調査結果サマリー


1)犬の1位「ココ」の由来は、体毛の色からの連想・名前の響き・「心」からの連想

2016年から2年連続で2位だった「ココ」が初の1位を獲得!名前の由来は大きく分けて3つの傾向がありました。
① 体毛がココア色であることから。
② 「ココ」という名前の響きが可愛いから
③ "心"から連想して
「色を連想させる名前であること」「響きがかわいいこと」が主な由来でした。他にも「心が通じてほしい」「心優しい犬に」と名前に願いを込めた由来も目立ちました。家族の一員としてのペットに対する飼い主の想いが名前にも表れているのかもしれません。

2)犬・猫ともに人気急上昇でトップ10入りの「クウ」「ソラ」の名前の由来は、 ペットの家族化が背景に

「クウ」は犬で8位、猫で7位、「ソラ」は犬で3位、猫で2位。名前の由来は、響きの可愛らしさや「クウクウ」という鳴き声の他、「空のように伸びやかに育つように」「空のように広い心を持ってほしい」「いつまでも消えることのない空のようにずっと一緒にいたい」といったものや、家族になった(迎え入れた)日に見た青空に想いを込めたものも多くありました。ここにも、家族の一員としてペットを見ている飼い主さんの気持ちが表れているといえるかもしれません。

3)犬の名前は犬種別で異なる傾向:柴は和風の名前がトップ5を独占、チワワとトイ・プードルはスイーツの色から連想した名前が人気。

柴のトップ5は「ハナ」「モモ」「コタロウ」「サクラ」「アズキ」といった和風の名前が独占する一方で、チワワとトイ・プードルは「チョコ」「モカ」「マロン」などスイーツの色から連想する名前が上位に入っています。また、トイ・プードルには「モコ」「チョコ」など見た目の特徴(容姿)を表現した名前が多いのも特徴です。

4)猫の1位「ミイ」(昨年4位)は、子猫のときの鳴き声が名前の由来

猫の「ミイ」(昨年4位)は、2016年に9位、2017年に4位と年々順位を上げ、ついに1位を獲得。猫はMIX(雑種)を飼っている人が、猫飼い全体の8割(82.8%)(※2)であることから、「ミイ」(1位)「ソラ」(2位)「モモ」(3位)のように、猫の種類に由来する名前が少ない傾向があります。

5)2018トピックス ~インスタグラムを中心としたSNSで顕著な柴人気の影響も~

・犬は和風の名前が急上昇。
犬は「コタロウ」(5位)が、2016年の10位、2017年の8位と3年連続でランクを上げています。また、「コテツ」(17位)は、2016年のTOP20圏外から2017年に18位に入りました。インスタグラムを中心にSNSで顕著な柴の人気が、和風の名前のブームの一端を担っていると考えられます。
・猫は複数匹(兄弟・姉妹猫/同居猫)ならではの、関連性のあるユニークな名前が流行
「みたらし」&「しらたま」など、近年人気の和菓子の名前からとった名前や、「ツナ」&「ウニ」&「コハダ」など、お寿司のネタからとった名前が人気です。猫の飼い主さんならではの、ユニークな名前もSNS上では多く見受けられるようになりました。
※2 一般社団法人ペットフード協会調べ 平成29年「全国犬猫飼育実態調査」より

調査概要


調査名称:「いぬのきもち ねこのきもち ペットの名前ランキング2018」
調査内容:2017年10月~2018年9月に0才で登録された犬・猫の名前と由来
調査対象:「いぬのきもち ねこのきもち」アプリ会員 累計約150万DL(回答は任意)
調査対象数:16,968名(内訳:0才の犬の飼い主9,448名、猫の飼い主7,520名)
※性別・犬種・猫種・名前の由来については、2014年10月~2018年9月に0才で登録された犬・猫の飼い主338,149名を対象としています。
調査項目:名前、犬種、猫種、名前の由来

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[いぬのきもち]
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