「室内ペットの蓄積臭」に関する意識・実態調査(現在室内でペットを飼育しており、ニオイが気になったことがある人対象) 

2019年03月25日

パナソニックは、「室内ペットの蓄積臭」をテーマとした意識・実態調査をおこないました。

近年、住宅の変化などによりペットの「室内飼い」に注目が集まっています。室外で飼っている場合に比べて、触れ合う機会やコミュニケーションが増えるのは喜ばしいことですが、室内飼いとは切っても切り離せないのが「ニオイ」の問題。室外で飼う時とは違い、部屋にニオイがこもったり、壁や家具にニオイがついたりしやすいという側面もあります。
そこで、今回は、室内に溜まっていくペットのニオイ=「蓄積臭」をテーマに調査を実施。ペットを飼い始めたばかりの人から10年以上飼っている人まで、室内のペット臭が気になっている幅広い飼育歴の飼い主500名へのアンケート調査によって、室内ペットの「蓄積臭」の実態に迫りました。

調査結果


■飼育歴が長くなるほどペット臭は“蓄積”する!? 飼い主の6割以上が“蓄積臭”を実感

まず、「飼育歴が長くなるにつれて家の中のペット臭は蓄積していくと思いますか?」と聞くと、64%が「蓄積していると思う」と回答。多くの飼い主が室内ペットの「蓄積臭」を感じていることが分かります。

それでは、飼い主たちが感じているニオイはどれほどのものなのでしょうか。ニオイの強さを他のものに例えてもらったところ、「生乾きの衣類のニオイ」(21%)、「公衆トイレの中のニオイ」(15%)などが上位に。飼っているペットや年数にも左右されるとはいえ、室内のペット臭を不快なニオイだと感じている人は少なくないようです。

さらに、室内のペット臭について自由回答で深掘りしてみると、「年数が経つにつれ愛犬のニオイも強くなり、換気をしないと部屋にニオイが充満する」(22歳女性/飼育歴10年以上)、「おしっこをカーペットに漏らしてしまった時のニオイが蓄積されてきている」(27歳女性/飼育歴10年以上)など、飼育歴が長い人を中心に「蓄積臭」に関する声が多く挙げられました。

■約半数が「ペット臭対策をやめてしまった」経験アリ…対策満足度は平均55点

次に、室内のペット臭対策の現状について聞いてみました。すると、「対策を始めてから現在まで途切れることなく継続している」と答えた人は34%と、約3人に1人に留まる結果に。一方で、「対策をやめた時期がある」または「対策をしたことはあるが、現在は対策していない」と答えた人は、約半数(47%)に上りました。具体的に、対策をやめてしまった経験がある人に、その理由について質問すると、最も多かったのが「ペット臭に慣れた」、「面倒になった」で47%。また、「ニオイが取れず諦めた」(30%)などの回答も多く、ニオイの問題が解決しないまま対策をやめてしまっている人が多いことが分かります。

さらに、最初に対策をやめた時期を聞くと、飼い始めてから平均で「2.4年目」となりました。ニオイ対策を継続しておこなうことは、簡単なことではないようです。

そこで、室内のペット臭対策をしたことがある人に、自身のペット臭対策を100点満点で自己評価してもらいました。すると、平均点は55点に留まる結果に。ペット臭対策をしていても、その効果に満足していない飼い主が多いことが分かります。

また、室内のペットのニオイが原因でトラブルを経験した飼い主も少なくないようです。具体的には、「蓄積臭」を感じている人318名のうち、「人を家に招いたときにニオイを指摘された」経験がある人が約4人に1人(26%)。また、「ニオイがついたままの服で外出してしまった」という人も約5人に1人(22%)に上っています。蓄積したペット臭で周囲を不快にさせないためにも、普段からケアをしておくことが大切だと言えるでしょう。

調査概要


■調査名:「室内ペットの蓄積臭」に関する意識・実態調査
■調査期間:2019年2月20日(水)~2月22日(金)
■調査対象:現在室内でペットを飼育しており、ニオイが気になったことがある人500名(飼育歴1年目~10年目以上で均等割付)
■調査方法:インターネット調査

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