2019年 注文住宅動向・トレンド調査(注文住宅の建築者/検討者(建築予定者)対象) 

2019年11月19日

リクルート住まいカンパニーは、注文住宅の建築者・検討者を対象に調査を行いました。

調査トピックス


家づくり全体の動向・トレンドについて(建築者)
  • 建築者(全国)の建築費用は平均2,902万円。前年より95万円増加。(P5)
  • 建築者(全国)のうち、「土地なし」の割合は71.3%。前年より4.1ポイント増加。(P7)
  • 建築者(全国・土地を新規で取得)でみると、土地取得の相談先は「建築会社に相談した」が最も高く57.8%。特に首都圏では、前年より12.2ポイント増加した。(P8)
消費税の増税と住宅建築について(検討者)
  • 検討者(全国・新規建築)において、「消費税が上がる前に建てたいと思った」ことが家づくりを考えるきっかけとなった人が前年より14.9ポイント減少(前年18.0%→今年3.1%)。(P10)
  •  検討者(全国)のうち、30.8%が「消費税が上がる前に、建築を間に合わせたい」と回答。前年より36.7ポイント減少。(P11)
防災に関する意識と対策(建築者・検討者)
  • 建築に当たり防災を「かなり意識していた」「意識していた」と回答した人は、建築者(全国)で70.1%、検討者(全国)で83.4%。 (P13)
  • 実際に行った対策・行いたい対策として多いのは、建築者(全国)検討者(全国)いずれも「地震に強い地盤」や「地震に強い構造」など。(P13)
パワーカップルの特徴(建築者)
  • 建築検討のタイミングとして、【パワーカップル】は【それ以外の既婚者】と比べ、 「結婚」が15.0ポイント高く、「出産」が5.8ポイント低い。(P15)
  • 注文住宅を選んだ決め手として、【パワーカップル】は【それ以外の既婚者】と比べ、「車の保有・管理」が11.7ポイント、「ペットと暮らすこと」が11.3ポイント、「土地そのものの資産価値」が8.7ポイント高い。(P17)
  • 建築エリア選びの重視項目として、 【パワーカップル】は【それ以外の既婚者】と比べ、「保育園に入りやすい自治体」が18.7ポイント、「教育環境が充実」 が7.1ポイント、「子育て補助が充実している」が6.0ポイントなど、教育に関する項目のスコアが高い。(P18)
  • 住宅の重視項目として、 【パワーカップル】は【それ以外の既婚者】と比べ、「ZEH」が9.2ポイント、「耐久性」が8.2ポイント、「防犯仕様」が8.0ポイント高い。(P19)

≪「パワーカップル」に関する分析に当たり、以下のようにパワーカップルを定義した≫
「パワーカップル」の定義:既婚で夫婦とも一定の年収があり、かつ世帯年収も高い世帯
1.世帯主および配偶者の年収がいずれも400万円以上
2.世帯年収が1000万円以上
※実際の集計上は、世帯主・配偶者いずれかの年収が不明の世帯は除く
※比較対象の「パワーカップル以外」は、既婚者かつ世帯主・配偶者の年収に関する回答が得られた人のうち「パワーカップル」を除いた世帯(いずれかが働いていない、年収がゼロの世帯も含む)

調査概要


■調査目的:注文住宅の建築者/検討者(建築予定者)の意識や行動の把握
■調査対象:下記条件を満たすマクロミルモニターの男女個人
【建築者】 1年以内に一戸建て(新築・建て替え注文住宅)を建築(竣工ベース)した人
【検討者】 今後2年以内に一戸建て(新築・建て替え注文住宅)の建築を検討している人
 *上記いずれも本人または家族が下記職業の人を除外
  住宅メーカーまたは販売、不動産・建設関連、広告代理店・市場調査関連
■調査地域:全国
■調査方法:インターネットリサーチ
■調査時期:
 スクリーニング調査 :2019年7月31日(水)~8月9日(金)
 本調査 :2019年7月31日(水)~8月9日(金)
■スクリーニング調査対象: 244,336 サンプル
■本調査有効回答数: 【建築者】 1,884サンプル(全国) 【検討者】1,880サンプル(全国)
■調査実施機関:株式会社マクロミル

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[リクルート住まいカンパニー]
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