「2020五輪開催地」に関する調査 

2013年08月26日
gooリサーチは、「gooリサーチ」登録モニターと、イギリス、オーストラリア、スペイン各国の提携モニターを対象に、「2020五輪開催地」に関する調査を実施。

【リサーチサマリー】
■2020五輪を開催してほしい都市、イギリスは『マドリード』が大差で1位、オーストラリアは『東京』がわずかながら『マドリード』を上回る。
日本での『東京』支持率は75.3%であった。イギリスでの支持率は、『マドリード』が56.4%と『東京』(33.0%)に23.4ポイントの大差をつけた。オーストラリアでは、『東京』が43.6%、『マドリード』が43.1%と『東京』が0.5ポイントとわずかながら上回った。

■2020東京五輪開催を支持しない理由は「メリットがあるのは一部だけだから」
日本国内調査で、『東京』以外の都市の開催を支持すると回答した人に、『東京』開催を支持しない理由を聞いたところ、「開催してもメリットがあるのは一部だけだと思うから」が52.6%と過半数を超えた。[東京]/[東京以外の地域]別にみると、[東京以外の地域]では「東京以外の地域にメリットがないから」が27.5%と、[東京]での回答を14.4ポイント上回った。「経済効果が期待できないから」という回答は2割にとどまった。

■五輪開催地が必ず整えておくべきものは各国とも「治安の良さ」
五輪開催地が整えておくべきものとしてもっとも重視しているものは各国とも「治安の良さ」という回答 が3割を超えて1位となった(日本37.9%、イギリス32.6%、オーストラリア39.4%、スペイン34.7%)。

■「『東京』が五輪開催地に選ばれた場合、アピールしたいもの」国内調査1位の「美味しい食べ物」は、海外では各国とも選択肢中最下位(「その他」を除く)。海外が五輪開催地に期待するものは「人々の情熱と熱狂」。
日本国内調査で「『東京』が五輪開催地に選ばれた場合にアピールしたいもの」として1位となった「美味しい食べ物」(22.0%)は、イギリス5.5%、オーストラリア2.8%、スペイン1.4%と、日本と海外で差がでる結果となった。海外で期待されている「人々の情熱と熱狂」(イギリス35.3%、オーストラリア30.7%、スペイン18.7%)は日本では5.5%であった。

■国内調査で「五輪開催により生まれると思う効果」1位は「観光客の増加」。イギリスで「五輪開催により実感した効果」1位は「自国で開催することの誇り」。
日本国内調査にて、『東京』で五輪を開催した場合生まれると思う効果を聞いたところ、「観光客の増加」(63.5%)、続いて「国内消費の増加」(48.3%)と経済面での効果が1、2位を占めた。対してイギリスでは、2012ロンドン五輪開催により実感した効果を聞いたところ、1位は「自国で開催することの誇り」(55.5%)で、国内調査の結果(28.9%)を26.6ポイント上回った。


【調査概要】
・調査対象:「gooリサーチ」登録モニター(日本)海外提携モニター(イギリス、オーストラリア、スペイン)
・調査方法:非公開型インターネットアンケート
・調査期間:
 (日本)2013年8月2日(金)~2013年8月7日(水)
 (イギリス)2013年8月2日(金)~2013年8月6日(火)
 (オーストラリア)2013年8月2日(金)~2013年8月8日(木)
 (スペイン)2013年8月2日(金)~2013年8月8日(木)
・有効回答者数:(日本)1,237名、(イギリス)218名、(オーストラリア)218名、(スペイン)219名

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[gooリサーチ]
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