タブレット端末に関する意識・実態調査 

2013年03月28日
トレンド総研は、タブレット端末に関する意識・実態調査を実施。現在、実際にタブレット端末を使用している人、あるいは、これからタブレット端末を購入すること検討している人を対象に、アンケート調査を実施した。

◆ タブレット端末の所有者・購入検討者、3 人に 1 人はフィーチャーフォンユーザー

今回のアンケート調査は、タブレット端末を所有している人、あるいは、タブレット端末の購入を検討している人を対象としました。すなわち、タブレット端末への関心が強い人です。こうした人たちは一体どのような人たちなのでしょうか。その実態を探るため、「使用している携帯電話」について複数回答で聞きました。

その結果、ほぼ同程度の割合で「フィーチャーフォン」(37%)、「スマートフォン(Android)」(36%)、「スマートフォン(iPhone)」(35%)が並びました。タブレット端末に関心が強い人たちということで、スマートフォンなど、IT 機器の導入が進んでいることが想定されました。しかし、意外にも、「フィーチャーフォン」を利用している人が多かったのが、印象的です。
詳しく見てみると、「スマートフォンとフィーチャーフォンを両方」という人も 9%はいたものの、「フィーチャーフォンのみ」という人が 29%。タブレット端末への関心が強い人たちでも、3人に 1人は、スマートフォンではなくフィーチャーフォンを使用していることが分かりました。

◆ 圧倒的ユーザー支持を誇る Apple 製品、購入検討1 位の製品は…「iPad mini」

次に、タブレット端末の所有者に
「使用しているタブレット端末の機種」について聞きました。この質問では、やはり「Apple『iPad』」が 64%と、圧倒的な支持率で 1位になりました。次点以降は、2 位が「Google『Nexus 7』」(9%)で、「Apple『iPad mini』」と「富士通『ARROWS Tab』」が 5%で、同率の 3位に並ぶという結果に。

一方、同様に、タブレット端末の購入検討者にも「欲しいタブレット端末の機種」を聞いたところ、こちらの 1 位は「Apple『iPad mini』」(44%)。2 位「Apple『iPad』」(43%)とは僅差ではあったものの、「iPad mini」が「iPad」を上回る結果となりました。また、以下は、「Google『Nexus 7』」(20%)、「SONY『Xperia Tablet』」(19%)が続きます。

「使用しているタブレット端末の機種」、「欲しいタブレット端末の機種」のいずれについても、Apple 社製品の支持率の高さがうかがえる結果であったと言えそうです。しかし、その一方で、「使用しているタブレット端末の機種」に比べると、「欲しいタブレット端末の機種」については、Apple 社以外の製品の支持率も高めであり、その差が小さくなっている様子がうかがえます。

◆ タブレット端末の最大のハードルは金銭コスト、費用削減のコツとは!?

「タブレット端末を購入するに当たり、ボトルネックになると思う点」をたずねました。すると、多かったのが、「本体価格の高さ」(88%)、「通信費用の高さ」(82%)、「通信費用の分かりにくさ・不明瞭さ」(72%)。費用に関する 3項目が上位を占める結果となりました。


【調査概要】
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2013 年3 月19 日(火)~2013 年3 月22 日(金)
・調査対象:20 代~40 代 男女 500 名
 ※事前調査において、以下の(1)、(2)のいずれかの条件を満たした人
 (1) タブレット端末を現在使用しているという人
 (2) 現在はタブレット端末を使用していないが、購入を現在検討しているという人
 ※事前調査は、20 代~40 代の男女に対して、性別・年代別に均等割り付けの上で実施
 ※本調査の調査対象は、事前調査にて条件を満たした人の中からランダム抽出により選出

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