天気予報に関する調査 

2013年10月11日
インターネット調査会社のマーシュは、天気予報に関するアンケート調査を実施。調査対象は、一都三県在住の20代~50代の男女。

【調査結果】

■雨具の常備は、置き傘、折り畳み傘の持ち歩きのいずれも半数弱の人が備えている。  N=400
男女別にみると、男性は折り畳み傘の持ち歩く人が全体と比べ10ポイント、女性は置き傘を用意する人が5ポイント程度、高い結果となった。一方、何の用意もしない人は、全体の2割程度となっている。

■天気予報の信用度は高く、全体の9割以上が信用していると回答。 N=400
天気予報の信用度は高いものの信用の度合いを見ると、「とても信用している」という回答は僅か1割程度に留まり、外れることもあり、完全信用には至っていない様子が伺える。

■天気予報で見ているのは、「天気」「降水確率」「気温」が上位3つ。 N=400
天気予報では媒体や各局によって、様々な情報を伝えているが、「天気」「降水確率」「気温」に続き、「週刊天気」の5割弱を境に、以下は軒並み低い数値となっている。中でも「天気予報士のコメント」においては、14.8%と折角のコメントが注目されていない結果が明らかとなった。
男女別では、男性は「雨雲の動き」、一方女性は「気温」及び「紫外線指数」が、全体と比べそれぞれ5ポイント程度高くなっている。

■降水確率が雨具の準備への関係があるという人は約8割と多数存在する。  N=340
男女別にみると、男性よりも女性の方が、降水確率と雨具の準備に関係があると回答する割合が高く、約9割に達する。したがって、女性の方が降水確率に影響される割合が高いといえそうである。また、雨具の常備別でみると、雨具を常備しない人が、最も降水確率に影響される割合が高く、9割以上となっている。

■雨が降っていなくても降水確率によって、雨具を準備する判断基準は40~50%が中心。  N=400
雨が降っていなくても降水確率によって、雨具を準備する判断基準は「40%」が28.5%で最も多く、次いで「50%」が28.2%で僅差で続く。また、平均値は「44.9%」であった。

■降水確率の意味をきちんと理解している人は、半数弱。 N=400
気象庁による降水確率の意味を提示し、理解度を尋ねたところ、全体の46.3%が意味を理解しており、異なった理解をしている人は22.3%、意味自体を知らなかった人は31.5%という結果であった。男女別にみると、女性よりも男性の方が理解している人の割合が高い結果となっている。また、雨具の常備別にみると「置き傘派」→「折り畳み持ち歩き派」→「常備しない派」の順に、理解者が減少する傾向となっている。


【調査概要】
・調査名:天気予報に関するアンケート
・対象者:一都三県在住の20代~50代の男女 通勤時に雨具を必要とする人、かつ仕事に行く前に天気予報を見ることがある人
・サンプル数:400s
・実査期間:2013年10月8日~10月9日
・調査方法:インターネット調査(マーシュの自社モニター )

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[マーシュ]
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