引越しの挨拶に関する調査 

2014年01月31日
引越し侍は、『引越し侍』の利用者へ実施したアンケート結果を元に、引越しの挨拶に関する調査を公開。

『引越しなんでも大調査』では、引越し時の挨拶をテーマに、ご近所への挨拶事情を調査いたしました。従来の調査同様、性別や地方別、世帯別など、さまざまな条件から結果を分析しています。近所付き合いが無くなってきていると言われる昨今ですが、はたしてその実態は・・・?

【調査結果サマリー】

◆今回の調査で、全体の約40%と最も多くの割合を占めたのは、「挨拶をしなかった」と答えた方でした。続いて多かったのは、「退居時・入居時どちらも挨拶をした」という方が30%、「入居時のみ挨拶をした」という方が26%、最も少なかったのは5%の「退居時のみ挨拶をした」という方でした。

◆男性・女性と性別で分けた場合、最も多かったのはどちらも全体と同様の「挨拶をしなかった」という回答ですが、以降の結果に差が見られました。二番目に多かったのは、男性の場合は「退居時と入居時のどちらも挨拶をした」という回答、女性の場合は「入居時のみ挨拶をした」という回答でした。

◆地方別に見た場合、ほとんどの地方が「挨拶をしなかった」という回答が一番多い中、中国・四国地方のみ、挨拶をしなかった方が5%と最も少なく、全体とは真逆の結果となりました。

【調査結果】

1, 女性よりも男性のほうが挨拶をする傾向に
今回の調査では、男性のほうが挨拶をした方の割合が多いという結果になりました。女性の場合、特に単身の引越しでは、防犯やセキュリティの観点から、あえて挨拶をしない方も多いのではないでしょうか。引越しの際、ご近所への挨拶は、女性のほうがご近所付き合いを気にして挨拶をするイメージがありましたが、そうとは言えないようです。

2, 挨拶事情に最も大きな差が表れたのは、世帯構成
さまざまな条件で結果を分析したところ、最も大きな差が表れたのは、単身・家族といった世帯構成でした。家族引越しの場合は、「退居時・入居時どちらも挨拶をした」という方が約半数に対し、単身引越しの場合は、全く逆の「挨拶をしていない」という方が半数以上を占めていました。
家族ぐるみで長く同じところに住む傾向が強い家族世帯に対して、単身者の場合は、一時的な引越しであることがほとんどです。さらに単身者は、日中は仕事や学校などで家を空けることが多いため、挨拶に伺う機会をなかなか取りづらいもの。そもそも、まわりも単身者世帯である場合は、お互いご近所付き合いを気にしないのではないでしょうか。単身者の挨拶をする割合が低いのは、必然と言えるかもしれません。

3, 都市部への引越しほど挨拶をしない方の割合が多い
主都圏の都道府県別で見た場合、挨拶をしなかった方の割合が最も多かったのは、東京都という結果になりました。また、大阪・愛知など、大都市を抱える都道府県も、同じように挨拶をしない方の割合が多い傾向に。これは、都市部への引越しは単身者の割合が多いことが原因と言えそうです。前述のとおり、単身引越しの方は挨拶をしない場合がほとんどであるため、単身引越しの割合が多い地域ほど、挨拶をしない方の割合が多くなりました。


【調査概要】
調査エリア:全国
調査方法:当サイトをご利用の上、実際に引越しをされた方を対象にインターネットアンケートを実施
サンプル数:1,329件
調査期間:2013年12月~2014年1月

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[引越し侍]
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