「独身社会人とペット」に関する実態調査(20~39歳の独身社会人対象) 

2015年05月14日
オウチーノ総研は、20~39歳の独身社会人 694 名を対象に、「『ペット』に関するアンケート調査」を行った。

はじめに、「あなたはペットを飼っていますか?もしくは飼いたいと思いますか?」と聞いたところ、26.4%が「飼っている」、21.9%が「今は飼っていないが、飼いたいと思っている」と回答した。ペットを「飼っている」または「飼いたい」という人に、「ペットに求めることは何ですか?」という質問をした。結果、「癒し・ヒーリング」が 77.9%と最も多く、次いで「ぬくもり」が 48.1%、「話し相手・遊び相手」が 32.5%だった。次に、「あなたにとってペットはどんな存在ですか?」と聞いた。結果、ペットを「飼っている」という人は、「我が子」、「兄弟・姉妹」がともに 31.1%、「友だち」が 21.9%だったのに対し、「飼いたい」という人は、「友だち」が 37.5%、「我が子」が 28.3%、「兄弟・姉妹」が 19.7%だった。最後に「ペットの存在は、仕事や生活のモチベーションになりますか?」と聞いた。「とてもなる」と回答した人は 49.0%、「まあまあなる」が 41.8%で、合計すると、9 割以上の人が、「ペットの存在がモチベーションになる」と回答した。

【調査結果】

1. ペットを「飼っている」独身社会人は 26.4%、「飼いたい」人は 21.9%!

はじめに、「あなたはペットを飼っていますか?もしくは、飼いたいと思いますか?」という質問をした。結果、「飼っている」人が 26.4%、「今は飼っていないが、飼いたいと思っている」人が 21.9%、「飼っておらず、飼いたいとも思わない」人が 51.7%だった。独身社会人の 2 人に 1 人がペットを飼っているか、ペットに興味を持っていることが分かった。
男女別で見ると、男性は「飼っている」人が 24.8%、「飼いたい」人が 18.7%に対し、女性は「飼っている」人が 28.0%、「飼いたい」人が 25.1%と、女性の方がよりペットへの感心が強いようだ。

また、「飼っている」ペットと「飼いたい」ペットの種類を聞いたところ、「飼っている」ペットは、犬が 48.6%、猫が 33.9%、魚が 6.6%、鳥が 6.0%、ウサギが 4.4%、その他 7.1%だった。「飼いたい」ペットは、犬が 40.8%、猫が 34.9%、魚が5.3%、ウサギが 3.9%、鳥が 3.3%、その他 2.6%だった。

ちなみに、ペットを飼ったきっかけで最も多かったのは「動物が好きだから・好きな動物がいるから」で 73.8%、次に多かったのが「癒されたいから」で 35.0%だった。また、ペットを飼いたいと思ったきっかけも同じく、「動物が好きだから・好きな動物がいるから」が最も多く 73.0%、次に「癒されたいから」が 60.5%で続いた。

2. 約 8 割が、ペットに「癒し」を求めている。

次に、「ペットに求めることは何ですか?」と聞いた。結果、「癒し・ヒーリング」が 77.9%、「ぬくもり」が 48.1%、「話し相手・遊び相手」が 32.5%、「心の支え」が 31.9%、「生きがい」が 23.9%、「ストレス解消」が 16.4%、「従順さ」が15.2%、「孤独感回避」が 15.2%、「防犯」が 4.2%、「特になし」が 5.7%だった。ペットを「飼っている」ないし「飼いたい」と思っている独身社会人の約 8 割が、ペットに「癒し」を求めていることが分かった。

男女別に見ると、「癒し・ヒーリング」、「ぬくもり」などの回答率は特に大きな差がなかったが、「生きがい」という回答については、男性が 15.2%だったのに対し、女性は31.0%と 2 倍以上の差が生じた。女性の方が、ペットへの依存度が高いのかもしれない。

3. 飼い主にとってペットは、「我が子」、「兄弟・姉妹」!

次に、「あなたにとってペットはどんな存在ですか?飼いたいと思っている方は、どのような存在になると思いますか?」という質問をした。結果、「飼っている」人は、「我が子」、「兄弟・姉妹」と回答した人がそれぞれ 31.1%、「友だち」が 21.9%、「恋人」が 2.2%、「その他の家族」が1.6%、「知り合い」が 1.1%、「その他」が 2.2%、「分からない」が 8.8%だった。「その他」では、「相棒」や「置物」などの回答が寄せられた。

一方、「飼いたい」人は、「友だち」が 37.5%、「我が子」が28.3%、「兄弟・姉妹」が 19.7%、「恋人」が 2.6%、「その他の家族」が 2.0%、「知り合い」が 1.3%、「その他」が2.0%、「分からない」が 6.6%だった。実際に飼ってみると、飼い主とペットの距離は想像以上に近いようだ。

4. 9 割以上が、ペットは「仕事や生活のモチベーションになる」と回答!

最後に、「ペットの存在は、仕事や生活のモチベーションになりますか?または、もしペットを飼ったら、仕事や生活のモチベーションになると思いますか?」と聞いた。結果、 「とてもモチベーションになる 」と回答した人が49.0%、「まあまあモチベーションになる」と回答した人が 41.8%、「あまりモチベーションにならない」と回答した人が 5.7%、「全くモチベーションにならない」と回答した人が 3.5%だった。「とてもモチベーションになる」と回答した人と、「まあまあモチベーションになる」と回答した人を合わせると、90.8%が「モチベーションになる」と感じていることが分かった。

「モチベーションになる」と回答した理由を聞くと、「通じ合うことができれば物凄く癒しになるから」(38 歳/女性)や「仕事終わりに自宅で癒されるから」(25 歳/男性)など、「癒されるから」が最も多かった。次いで、「美味しいものを食べさせよう、健康的なものを食べさせようと意欲が湧くから」(30 歳/女性)や、「この子のために稼ごうと思うから」(36 歳/女性)など、「養わなければいけないから」という理由や、「早く会いたいから仕事をテキパキこなせる」(36 歳/男性)や「早く帰らないとという気持ちになる」(24 歳/男性)など、「家に帰る楽しみが増えるから」という理由が続いた。一方、「モチベーションにならない」理由としては、「自分の生活とは全く別のものだから」(38歳/女性)や、「あまりコミュニケーションがとれないから」(38 歳/男性)などが挙がった。


【調査概要】
・有効回答:首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)在住、20~39 歳、未婚、就労中の男女 694 名
・調査方法:インターネットによるアンケート調査
・調査期間:2015 年 5 月 1(金)~5 月 7 日(木)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[オウチーノ総研]
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