葬祭ビジネス市場に関する調査 2015 

2015年08月17日
矢野経済研究所は、国内の葬祭(フューネラル)ビジネス市場の調査を実施した。
本調査における葬祭(フューネラル)ビジネス市場とは、葬儀式(祭壇、棺、遺影写真、収骨用具、ドライアイス、供物、供花、献茶・おしぼり、位牌、霊柩車・寝台車、送迎バス、式運営費、看板・事務用品)と会葬礼状、祖供養品、料理等を対象とする。

【調査結果サマリー】

◆2013年の葬祭(フューネラル)ビジネス市場規模は前年比100.3%の1兆7,593億2,100万円
厚生労働省によると人口構成の変化により死亡者数は年々増加している。しかし、葬儀規模の縮小や参入事業者間の価格競争の影響により、2013年の国内の葬祭(フューネラル)ビジネス市場規模(事業者売上高ベース)は、前年比100.3%の1兆7,593億2,100万円となった。

◆異業種からの新規参入事業者が増加、競争環境は激化
葬祭(フューネラル)ビジネス市場は、法的規制がなく、特に初期投資を必要としないことから新規参入が比較的容易であるため、ビジネスへの新規参入が全国規模で進んでいる。近年は、流通小売業、鉄道業、JA(農業協同組合)、生活協同組合などの異業種企業・団体の参入が活発化しており、参入事業者間の競争は激化している。


【調査概要】
調査期間:2015年2月~6月
調査対象:葬祭(フューネラル)ビジネス関連事業者
調査方法:当社専門研究員による直接面接調査、電話および店頭調査

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[矢野経済研究所]
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