インナーウェア・レッグウェア市場に関する調査 2015 

2015年10月13日
矢野経済研究所は、国内のインナーウェア・レッグウェア市場の調査を実施した。

【調査結果サマリー】

◆ 2014年のレディスインナーウェア市場規模は前年比97.1%の6,440億円、今年も市場を牽引するヒット商品なし
2014年のレディスインナーウェア市場規模は、小売金額ベースで前年比97.1%の6,440億円と、3年連続の市場縮小となった。2014年は消費増税の影響により、個人消費の回復に依然不透明な状況が続いた。ヒット商品が生まれず、メーカー各社で苦戦を強いられた。

◆ 2014年のメンズインナーウェア市場規模は前年比98.1%の2,650億円、商品で差別化を図るも苦戦
2014年のメンズインナーウェア市場規模は、小売金額ベースで前年比98.1%の2,650 億円と2 年連続で減少した。メーカー各社は定番商品の販売強化に加え、デザイン性やファッション性、肌ざわりや着心地の良さを売りとした商品で差別化を図るも、機能性肌着の売上減をカバーするには至らなかった。

◆ 2014年のレッグウェア市場規模は前年比101.0%の6,280億円、引き続き、プレーンストッキング、カバーソックス、ショート丈ソックスが好調
2014年のレッグウェア市場規模は、小売金額ベースで前年比101.0%の6,280 億円となった。2014 年は前年に引き続き、プレーンストッキングのほか、靴下でもカバーソックスやショート丈ソックスが動いた。また一般カジュアルスニーカーの人気を受けて、これに合わせた靴下などに注目が集まり、需要増となった。


【調査概要】
調査期間:2015年7月~9月
調査対象:インナーウェア・レッグウェア市場に参入している製造業、卸売業、小売業等
調査方法:当社専門研究員による直接面接、及び郵送アンケートならびに文献調査を併用

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[矢野経済研究所]
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