税金に対する意識調査(企業年金に加入していない会社員と自営業の方対象) 

2016年01月25日
年金運用調査委員会は、企業年金に加入していない会社員と自営業の方を対象に、税金に対する意識調査を行いました。

調査の結果、税金を多く感じると答えた人が71%。節税に興味があると答えた人が89%に達する中で、実際節税を行っていない人は72%にもおよびました。消費税増税など税の負担感が高まる中、高い節税効果と将来の安心を同時に手に入れる新たな年金制度として、注目を集めているのが個人型確定拠出年金(以下、個人型DC)です。

実際の節税対策として、住宅ローン減税やNISAの投資減税、ふるさと納税などに取り組んでいる人がいる中で、個人型DCをすでに行っていると回答した人は、わずか1%でした。しかし、今回の調査と合わせて調査対象の方々に、収入や月々の積立金額などの具体的な数字をイメージしてもらい、実際、どれくらいの節税効果があるのかシミュレーションを体験して頂きました。その結果、個人型DCの高い節税効果を実感したことで、4人に1人が個人型DCをはじめてみたいと回答しました。

【調査結果トピックス】

・7割の人が、税金を多く感じている。その中で、節税に興味があると感じた人は、約9割

・税金を多く感じていながら、7割の人が節税を行っていない

・シミュレーションを体験して、4人に1人が個人型DCをはじめてみたいと答えている

・個人型DCをはじめるにあたって、相談したい窓口の1位は銀行


【調査概要】

■7割の人が、税金を多く感じている
ご自身の税金についての考えを聞いた所、71%もの人が税金を多く感じていて、税金を少なく感じている人はわずか8%という結果になりました。消費税増税を皮切りに、各種税金の増税への不安がますます高まってきており、税金の負担が気になっているようです。

■税金を多く感じている方で、節税に興味があると答えた人は89%
税金を多く感じている方で、節税に興味があると答えた方は、なんと89%。さまざまな負担が増す中で、税金の負担をなんとか減らしたいという、意識は高いようです。

■税金を多く感じ、多くの方が節税に興味があったのにも関わらず、実際は7割の人が節税を行っていない
税金を多く感じ、節税に89%の方が、興味があったにも関わらず、節税を実際に行っていない方はなんと全体の72%。現状では、住宅ローン減税やNISAの投資減税、ふるさと納税などに取り組んでいる人がいる中で、個人型DCをすでに行っていると回答した人は、わずか1%でしたが、シミュレーションを体験して、その節税効果を実感したことで、26%の人が個人型DCをはじめてみたいと答えています。

■個人型DCをはじめるにあたって、相談したい窓口の1位は銀行
個人型DCをはじめるにあたって、相談したい窓口として、銀行を選んだ方が46%という最も多い結果になりました。皆さん、普段からなじみのある銀行が、一番相談しやすいと感じているようです。


【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:企業年金に加入していない会社員、もしくは自営業 計500名
調査機関:2016年1月5日~1月6日

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