スポーツボランティア活動に関する組織・団体の実態調査 

2015年06月04日
笹川スポーツ財団(SSF)では、このたび平成 26 年度文部科学省委託調査『スポーツにおけるボランティア活動活性化のための調査研究(スポーツにおけるボランティア活動を担う組織・団体活性化のための実践研究)』を取りまとめました。

本調査では地域で活動しているスポーツボランティア組織・団体及びトップスポーツチームが活用しているスポーツボランティアの実態を把握することで、スポーツボランティア活動の活性化を検討するための基礎資料の取得を目的としています。

【主な調査結果】

① プロスポーツを含む 6 割のトップスポーツチームがボランティア組織・団体を活用している。
プロスポーツを含む 21 リーグに所属しているトップスポーツチームについて、現在、チームの試合やイベント等でボランティアを「活用している」と回答したチームは 58.3%(67 チーム)であった。「日本プロサッカーリーグ ディビジョン1(J1)」と「日本プロサッカーリーグ ディビジョン2(J2)」、「日本プロバスケットボールリーグ(bj リーグ)」について、活用しているチーム数(活用率)がそれぞれ 8 チーム(88.9%)、11 チーム(100.0%)、7 チーム(100.0%)と高いことが分かった。

② 地域で活動しているスポーツボランティア組織・団体では 60 代、トップスポーツチームが活用しているボランティア組織・団体では 20~40 代が活動の中心。
地域で活動しているスポーツボランティア組織・団体の登録者の中で、最も多い年代を一つ尋ねたところ、「60 代」(54.0%)が最も多く、次いで「70 代以上」(18.0%)であり、活動の中心となっている年代は60 代であることが分かった。一方、トップスポーツチームでは「30 代」(27.0%)が最も多く、次いで「20 代」と「40 代」(24.3%)であった。


【調査概要】
・正式調査名:平成 26 年度文部科学省委託調査『スポーツにおけるボランティア活動活性化のための調査研究(スポーツにおけるボランティア活動を担う組織・団体活性化のための実践研究)』
「スポーツボランティア活動に関する組織・団体の実態調査」
・調査期間:2014 年 8 月 22 日~9 月 30 日
・調査対象:地域で活動しているスポーツボランティア組織・団体(81 団体)とトップスポーツチーム(303 チーム)の計 384 組織・団体/回収率:46.9%(180 票)
・調査方法:郵送による質問紙調査

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[笹川スポーツ財団]
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