「成人後の歯列矯正」に関する意識調査(20~40代の歯列矯正を経験した女性対象) 

2016年04月18日
アライン・テクノロジー・ジャパンは、20~40代の歯列矯正を経験した女性400名を対象とした、「成人後の歯列矯正」に関する意識調査を実施しました。

調査結果から、歯列矯正に興味を持ってから治療に至るまでの検討期間は、2人に1人が「半年以内」、5人に1人は「1カ月以内」で決断に至っていることが明らかになりました。また、成人してから歯列矯正をしようと踏み切った理由は、最も多い回答が「歯科医に薦められたから」、次に「家族に薦められたから」と、第3者からの影響が大きいことがわかりました。また、治療前後での心理的な変化として「自信がついた」と答えた人が最も多く、続いて「性格が明るくなった」「積極的になった」「自尊心がついた」などの回答が得られ、心理的にポジティブな変化がみられることがうかがえました。

【調査結果概要】

◆治療に至るまでの検討期間について
・2人に1人が「半年以内」、5人に1人が「1カ月以内」と短期で治療を決断
・検討期間が「半年以内」と答えた人のうちその期間が「妥当だった」と思う人:約7割
 その期間が「長かった」「もっと早く治療すべきだった」と思う人:約2割
⇒ 短期的に治療を決断し、その期間を妥当だと思う人が多数。

◆成人してから歯列矯正に踏み切ったきっかけについて
・「歯科医に薦められたから」との回答:28%
・「家族に薦められたから」との回答:23%
⇒ 第3者からの声が治療の決断に大きく影響。

◆治療前後での心理的な変化について
・第1位:「自信がついた」、第2位:「性格が明るくなった」、第3位:「積極的になった」
⇒治療後に心理的にポジティブな変化がみられる。

【調査結果】

◆歯列矯正の検討期間について
~治療に至るまでの検討期間は2人に1人が「半年以内」で決断~

歯列矯正に興味を持ってから治療に至るまでの検討期間を聞いたところ、2人に1人が「半年以内」、さらに5人に1人は「1カ月以内」と回答し、短い期間で治療を決断していることがわかりました。
また、「半年以内」と回答した人の中でその期間について「妥当だった」と答えた人が約7割、「長かった」「もっと早く治療すべきだった」と回答した人も約2割に上りました。
一方、実際の治療にかかった期間は平均が約2年という結果に。治療期間に対する検討期間の妥当性について、治療者心理がうかがえました。

◆成人してから歯列矯正に踏み切ったきっかけについて
~歯列矯正の治療の決め手は「歯科医」や「家族」などの第3者~

成人してから歯列矯正に踏み切ったきっかけを聞いたところ、「歯科医に薦められたから」と回答した人が28%と最も多く、続いて「家族に薦められたから」との回答が多く得られ、第3者からの声が大きく影響することがわかりました。その他の回答としては、「資金に余裕ができたから」「歯の当たり方に不快感があったから」「子供が矯正するので一緒に始めることになった」などが挙げられました。

◆歯列矯正治療への興味について
~約3人に1人が成人後に歯列矯正に興味を持って治療した「オトナ矯正」~

成人する前から歯列矯正に興味があったかどうかを聞いたところ、33%の人が「いいえ」と回答し、約3人に1人が成人後に歯列矯正に興味を持ち治療に至っていることがわかりました。
また、なぜ成人するまで未治療だったのかを聞いたところ、回答が多かった順に「費用面で治療が難しかったから」「治療装置の見た目が気になったから」「歯並びが気になっていたものの、治療する必要性を感じなかったから」「治療中の痛みが気になったから」という結果が得られました。
また、歯列矯正に興味を持ったきっかけを聞いたところ、「自分で鏡を見て歯並びにコンプレックスを感じたから」と答えた人が最も多く、続いて「歯科医に薦められたから」「家族に歯並びについて指摘されたから」「美しい外見になりたいと思ったから」「歯並びのキレイな友人・知人を見て羨ましく感じたから」という回答が多く得られました。

◆治療前後での心理的な変化について
~治療後に、「自信がついた」などの心理的にポジティブな変化がみられる~

治療の前後で心理的な変化があったかどうかを聞いたところ、「自信がついた」と答えた人が最も多く、続いて「性格が明るくなった」「積極的になった」「自尊心がついた」という回答が得られました。その他の回答としては、「歯並びを気にせず笑顔で笑えるようになった」「ホッとした」などが挙げられました。

◆歯列矯正が「結婚」に与える影響について
~約50%が「歯並びが綺麗になったことが結婚に良い影響を及ぼした」と回答~

歯列矯正が「結婚」に与える影響について聞いたところ、約50%の人が「良い効果を及ぼした」「どちらかと言えば良い効果を及ぼした」と回答しました。具体的には、「口元が自然に閉まるようになり、見た目が良くなった」「出っ歯が治って美人になった」「人と話すことが前より気楽になった」といった回答が得られました。

◆歯列矯正の種類について
~「金属ブラケット矯正」が主流で、次に「マウスピース矯正」が多い~

歯列矯正のうちどの種類を経験したかを聞いたところ、成人後の女性については「金属ブラケット矯正」「マウスピース矯正」「裏側矯正」「審美ブラケット矯正」という順に回答が多く得られました。


【調査概要】
調査対象:20~40代の成人女性 歯列矯正経験者 400名(既婚者:221名 未婚者:179名)
調査方法:インターネット調査
調査時期:2016年3月~4月
調査設計:アンケート調査

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[アライン・テクノロジー・ジャパン]
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