カラオケに関する意識調査(20~69歳男女対象) 

2017年04月12日
日本リサーチセンターはカラオケに関する意識調査を実施。

歓送迎会、お花見、コンパなどカラオケをする機会も増える季節。どんな曲を選べばよいか悩む人、カラオケが嫌いな人、マイクを離さない人など千差万別ですが、男女または年代別で意識に違いが見られました。あなたはどこにあてはまりますか?

【調査結果】

Q1あなたはカラオケが好きですか。(1つだけ)
「大好き」「好き」「どちらかというと好き」と答えた「好き派」は、若年層になるほど多く20代では65%に達しました。また、50代以上は「どちらかというと嫌い」「嫌い」「大嫌い」という「嫌い派」の方が「好き派」を上回りました。

Q2カラオケには、どんな人と行きますか。(いくつでも)
全体では学生時代、または社会人になってからの「友人、知人」と行く人が多いですが、男女別では、男性は「会社の同僚、上司、部下」と行くと答えた人が女性に比べ2倍以上いました。これに対し、女性は「子ども」と行くと答えた人が男性の約2倍でした。

Q3カラオケの嫌なところをあげるなら、どのようなところですか。(いくつでも)
女性は「空気が悪い」「部屋が汚い、くさい」といったカラオケの環境が嫌という人が多く、男性は女性に比べて「料金が高い」といった価格帯を気にする傾向にあるようです。

Q4みんなで行く場合(1人カラオケではない場合)どんな歌を歌うようにしていますか。(いくつでも)
男女共に、「自分が歌いたい歌」が約半数を占めていますが、「みんなが知っている歌」と答えたのは女性の方が多く、男性の約1.5倍。「熱い、熱唱できる歌」と答えたのは男性の方が多く、女性の約2倍でした。

Q5あなたにとって歌姫は誰ですか。(いくつでも)
宇多田ヒカルが20代、30代では1位。40代以上で見ても6位以内に入っており、幅広い層に「歌姫」の評価を得ているようです。また、60代で1位の美空ひばりが、20代でも4位にランクインしています。


カラオケに関する意識調査のまとめ
 「カラオケ」は、そもそも業界用語で、生伴奏なしでも歌手が歌えるように作られた、歌が入っていない「空」の「オーケストラ」の略です。それが今では、歌手の仕事道具ではなく庶民にとっての身近な娯楽になっています。
 また、単なる娯楽としてではなく、接待・付き合い・合コン・新歓というようなコミュニケーションの場でカラオケに行くこともあるでしょう。人前で歌うことが好きではない人が断りきれず、歌わなくてはいけない場面も出てきます。そういうときに上手な対応ができるか否か。腕が問われるところです。
 調査結果で興味深かったのは、カラオケにどんな人と行くかという質問に、男女で微妙な差があったことです。さらに、どんな歌を歌うようにしているかという質問で、男性よりも女性の方が「みんなが知っている歌」を選択していることから、女性は周りに気を使っているといえるかもしれません。
 世代別の歌姫ランキングでは、世代ごとに順位は違っても共通してランクインしている歌手が多く見られました。世代は違うけれど何かを共有できる。そんな思いで、「みんなでカラオケ行かないか?」と誘ってみてはいかがでしょう。


【調査概要】
調査対象:全国20~69歳男女
有効回収数:1,000 サンプル
調査方法:インターネット調査
調査期間:2017年2月
実施機関:株式会社日本リサーチセンター

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日本リサーチセンター]
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