ウェアラブル端末の購入動向に関する調査(スマートフォン/タブレットユーザー対象) 

2017年08月08日
市場調査・コンサルティング会社のシード・プランニングは、ウェアラブル端末の購入動向に関する調査を実施。

近年、スマートフォンの普及・大衆化、ハードウェアの小型化技術の進展、ネットワーク環境の整備により、ウェアラブル端末市場が立ち上がりました。

2012年以降スマートフォン端末市場の成長が鈍化しはじめ、端末メーカーは次に迎える新しい成長分野として“ウェアラブル”に注目しました。2013年頃からスマートフォンと連動するスマートウォッチやブレスレット型のフィットネストラッカー製品が次々と発売されました。2015年には「Apple Watch」が発売され、ウェアラブル市場に大きいインパクトを与えました。

ウェアラブル市場は、現在ウォッチ型が主流となっており、スマートウォッチ市場はある程度使用シーンや活用方法が確立されていますが、普及に向けてはまだ様々な課題が残されています。

シード・プランニングでは、2014年よりスマートフォン/タブレットユーザー1,000名を対象に ウェアラブル端末に関するアンケート調査を継続的に実施しています。本調査では、ウェアラブル端末についてユーザーの認知度、意識、購入動向、利用実態などをアンケートし経年変化を分析しました。

【調査結果のポイント】

本調査は、2014年、2015年に続き3回目の調査となります。
スマートフォン/タブレットユーザー1,000名を対象に、ウェアラブル端末についてユーザーの認知度、意識、購入動向、利用実態などをアンケート調査したもので、経年変化を分析しています。

● 購入製品
2017年は、Apple Watch2の購入率がTOP。経年変化をみるとウオッチ製品が主流。

2017年の購入製品第1位はApple Watch2。Apple Watch1とApple Watch2を合わせると約55%を占める。第3位はブレスレット型の活動量計Jawbone up。

● 購入場所
2017年は、Amazonの利用率が急増。全体としてネットでの購入率が増加。

2015年調査に比べ「Amazon」の利用率が14.6%から40,3%に増加、家電量販店と肩を並べるまでになった。
家電量販店のネット通販、楽天、Yahoo!ショッピングなども伸びており全体的にネットでの購入が増加している。反面、携帯電話ショップでの購入が減少気味。

● 利用したい機能
2017年は、GPS、家・車のカギ機能。日常生活で役に立つ機能へのニーズ高まる。

2017年調査では、ウェアラブル端末で利用したい機能の1位は「GPS、道案内機能」、2位は「家や車のカギの施錠・解錠」。
前回、前々回調査では「健康管理系」の回答が上位を占めたが、これらの機能はスマートフォンなどに搭載されてきており、ウェアラブル端末には、より日常生活で使える機能を求めていることがうかがえる。


【調査概要】
調査対象:現在、スマートフォンまたはタブレットを保有し、使用している全国のユーザー1,000名
10代/20代/30代/40代/50代以上  各年代 男性:100名、女性:100名
計 男性:500名、女性:500名
調査方法:Web調査
調査期間:2017 年4月

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[シード・プランニング]
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