ヘアケア市場に関する調査(2017年) 

2017年09月15日
矢野経済研究所は、国内のヘアケア市場の調査を実施した。

<ヘアケア市場とは>
本調査におけるヘアケア市場は、毛髪業市場、植毛市場、発毛・育毛剤市場、ヘアケア剤市場の4分野で構成される。このうち、毛髪業市場は、かつら・増毛および育毛・発毛サービスの提供やそれに伴う商品販売などを対象とし、ヘアケア剤市場にはシャンプー、リンス、トリートメントが含まれる。

【調査結果サマリー】

◆ 2016年度のヘアケア市場規模は前年度比100.6%の4,408億円
2016年度の国内のヘアケア市場規模(毛髪業市場、植毛市場、発毛・育毛剤市場、ヘアケア剤市場の合計)は事業者売上高ベースで、前年度比100.6%の4,408億円であった。

◆ 植毛市場、ヘアケア剤市場が好調
2016年度の毛髪業の市場規模は前年度比97.6%の1,369億円、植毛市場規模は同107.3%の44億円、発毛・育毛剤市場規模は同100.4%の675億円、ヘアケア剤市場規模は同102.3%の2,320億円であり、植毛市場、ヘアケア剤市場が好調であった。

◆ 2017年度のヘアケア市場規模は前年度比100.3%の4,422億円を予測
2017年度の国内ヘアケア市場規模(事業者売上高ベース)は前年度比100.3%の4,422億円を予測する。
薄毛人口の増加、人口の高齢化、消費者のアンチエイジング志向の高まりなどから、国内ヘアケア市場は今後も微増で推移するものと考える。


【調査概要】
調査期間:2017年6月~8月
調査対象:ヘアケア市場参入業者、その他関連団体、業界団体等
調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[矢野経済研究所]
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