世代別×女性ヘアスタイル事情調査(20~40代女性対象) 

2017年09月26日
トレンダーズは、20代・30代・40代の女性各200名、計600名を対象に、それぞれの年代で流行したヘアスタイルと、現代の女性の美意識について調査を行いました。

【調査結果】
 
■「黒髪がいい」日が来るなんて!? 30~40代83%がヘアスタイルトレンドに変化を実感

はじめに、30~40代女性に「現在の10~20代のヘアスタイルのトレンド」についてきいたところ、83%が「自分が10~20代だった頃と比較して変化している」と回答。多くの30~40代女性が「ヘアスタイルトレンド」の変化を実感していることがわかります。

具体的に変わったと思う点をきくと、「明るい髪や強い巻き髪の人はあまり見かけなくなり、自然な色やナチュラルなカールの人が多くなったと思う」(30歳)、「黒髪がいいという風潮が信じられない」(42歳)など「髪のカラーリングやアレンジのナチュラルさ」に対し、以前との違いを感じるという意見が集まりました。

■コギャルブームを経験した30代女性、61%が「10代の時、派手・明るいカラーが流行」

そこで、実際にどのような点が変化しているのか20代・30代・40代それぞれのヘアスタイリングの実態を、現在と過去で調査。「10代の時のトレンド」を比較すると、30代は「明るいカラーの髪が流行していた」という回答率が61%。他の世代より突出して多く見られる結果となりました。現30代が10代だった90年代は髪を派手に染めたコギャル・ガングロギャルや、同じく派手な盛り髪が特徴の“アゲ嬢”が一大ブームとなりましたが、この調査結果には、彼女たちの「派手なカラーに染めていたたかった」という実体験意向が表れているのかもしれません。

●当時を振り返る30代の声
・髪の色を緑にしたり紫にしたりと、何度も色を変えていた(39歳)
・大学時代にメッシュをいれるのにはまっていて、カラーで髪が傷んで次の色がすぐ抜けてしまった(31歳)

■現在の20代、10代の時は「ゆるふわ巻き」がスタンダード!? ダメージが気になる人も

10代の時に「巻き髪やパーマが流行していた」と回答した割合が最も多かったのは20代でした。「めちゃモテファッション」が世間を席巻し、ファッション誌の女性モデルがアイコン化。現20代がティーンエイジャーだった00年代は「モテ髪」として“ゆるふわ”の巻き髪が流行しました。
彼女たちの「巻き髪」「パーマ」の実態は、こうした世相を反映しているといえるでしょう。また、「巻き髪」の実態をきくと、「髪のダメージ」についても振り返る声が上がる結果となりました。

●当時を振り返る20代の声
・毎日アイロンで髪をまいていたので、乾燥してパサパサになった(25歳)
・茶髪や巻き髪が流行っていて、髪は染めたくなかったので美容院でパーマをかけていた。以前は今のようにダメージの少ないパーマがあまりなかったのでダメージを与えていたと思う(28歳)

最後に40代が10代だった時に着目すると、「タレント・芸能人の髪型に憧れて真似していた」(35%)という回答が他の世代よりも多く見られます。80年代といえば、アイドル発の段カットやソバージュなどボリュームを持たせるヘアスタイルが流行した時代。女性の好みが多様化した現在と比較し比べると、真似しやすいアイコンに恵まれた時代と言えるかもしれません。

●当時を振り返る40代の声
・「ソバージュが流行っていて、カラーした髪にパーマを頻繁にあてていた」(44歳)
・「中学生の時、段カットが流行っていたので、毎日両サイドをブローしていた」(45歳)

■現在の女性は約9割が「ありのまま」志向…、ヘアケアも「髪の基礎力を高めたい」が多数

最後に、現在の美意識についてききました。すると、今目指したい髪の状態として「ありのままの自然な美しさを活かしたい」と回答した女性は9割近く(88%)にもおよびます。「ナチュラルなカラー」(84%)、「ナチュラルなスタイル」(90%)も同様に支持を得ており、全体的に“ありのまま“志向が見られます。

また、ヘアケアにおいても意見をきいたところ、「髪の基礎的な力を高めて美しくなりたい」が9割超(91%)の女性に見られる結果に。

化粧水の前に顔につける美容液などに象徴される「土台から底上げして美しくなる、土台美容」という考え方が2016年には一大トレンドとなりましたが、ヘアケアにも “ありのまま”でいたい女性たちの志向が及んでいるようです。
髪もカラーやパーマなどでメイクする時代から、「ありのまま」志向を重視し「ナチュラル」さが好まれる時代に変化したと言えるでしょう。こんな現代の風潮があるからこそ、“髪質”自体を磨いていくことが重要だと言えるかもしれません。


【調査概要】
・調査期間:2017年8月7日~14日
・調査対象:20~40代 女性600名(年代別 均等割付)
・調査方法:インターネット調査
・調査機関:楽天リサーチ

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