男性のメイクに関する意識調査(15~39歳で、過去1年以内にメイク用品を使用したことがある男性対象) 

2019年04月25日

リクルートライフスタイルの美容に関する調査研究機関「ホットペッパービューティーアカデミー」は、15~39歳の男性550人の「メイク経験者」を対象にメイクに関する意識調査を実施しました。

男性メイクに関する意識調査結果
化粧品ブランドからの「男性向けファンデーション」の展開開始など、最近注目を集める男性コスメ。「ホットペッパービューティーアカデミー」の調査「美容センサス2018年下期」*では、男性(15~39歳)におけるメイクアップ品(基礎化粧品、日焼け止め・リップケア・フレグランス除く)の購入率は15.4%という結果が出ています。今回は男性の「メイク経験者」について、実態を調査しました。
*美容センサス2018年下期≪美容意識と購買行動≫(2018年12月)

調査結果サマリー


①メイクを始めた年齢はいくつですか。
1位 18歳
2位 20歳
3位 17歳
4位 16歳
5位 15歳

②メイクをするのは、どんなときですか。
1位 女友達・彼女と遊ぶとき
2位 会社に行くとき
3位 男友達と遊ぶとき
4位 学校に行くとき
5位 夜遊びするとき(クラブ、カラオケ、居酒屋等)

③メイクをする理由は何ですか。
1位 身だしなみとして
2位 印象を良くしたい
3位 肌のトラブル(肌あれやクマなど)を隠したい
4位 メイクをした方が、格好良くなる
5位 ひげを隠したい

④メイクをすることに対して、周囲からの反応はいかがでしたか。
好評 57%
どちらでもない 36%
不評 7%

⑤メイクの方法をどのように学んでいますか。
1位 ネット(SNS)から
2位 ネット(SNS以外)から
3位 男性向け雑誌から
4位 女性向け雑誌から
5位 女友達から

⑥メイク方法の情報を得ているサイトやサービスは?
1位 YouTube
2位 Instagram
3位 Twitter

⑦メイクについて参考にしている芸能人・有名人は?
1位 よきき(YouTuber)
2位 IKKO
3位 髪西(YouTuber)
4位 石原 さとみ
5位 GACKT

調査結果


■メイク用品使用頻度
  • 『下地クリーム』の平均使用頻度は週3.9日。【20~24歳】で週5.6日と、非常に高い
  • 『BBクリーム・CCクリーム』の平均使用頻度は週3.5日。【20~24歳】【30~34歳】で週に約4日と高め
  • 『コンシーラー』の平均使用頻度は週3.2日。【20~24歳】で週4.1日と、最も高い
  • 『ファンデーション』の平均使用頻度は週3.6日。【20~24歳】で週4.6日と特に高い
  • 『フェイスパウダー』の平均使用頻度は週3.9日。【20~24歳】で週4.8日と、非常に高い
  • 『アイブロウ』の平均使用頻度は週3.9日。【20~24歳】で週5.8日と、突出して高い
  • 『アイシャドウ』の平均使用頻度は週3.3日。【20~24歳】で週4.4日と、非常に高い
  • 『アイライナー』の平均使用頻度は週3.3日。【20~24歳】で週4.5日と、非常に高い
  • 『マスカラ』の平均使用頻度は週3.0日。【20~24歳】で週4.7日と、非常に高い
  • 『口紅・グロス・リップライナー』の平均使用頻度は週3.7日。【20~24歳】で週5.1日と、特に高い
  • 『チーク』の平均使用頻度は週3.4日。【20~24歳】で週5.7日と、非常に高い
  • 『ハイライター・シェーディング』の平均使用頻度は週3.7日。【20~24歳】で週5.0日と、特に高い
■メイク用品を使用する曜日
  • 『下地クリーム』は約6割が「休日・平日とわず両方」使用。【20~24歳】で「休日・平日とわず両方」が7割と、非常に高い
  • 『BBクリーム・CCクリーム』は過半数が「休日・平日とわず両方」使用。【20~24歳】で「休日・平日とわず両方」が6割台半ばと、特に高い
  • 『コンシーラー』は6割弱が「休日・平日とわず両方」使用。【20~24歳】で「休日・平日とわず両方」が8割と、非常に高い
  • 『ファンデーション』は半数強が「休日・平日とわず両方」使用。【20~24歳】で「休日・平日とわず両方」が7割と、特に高い
  • 『フェイスパウダー』は約5割が「休日・平日とわず両方」使用。【15~19歳】で「休日のみ」が5割と、非常に高い
  • 『アイブロウ』は約6割が「休日・平日とわず両方」使用。【20~24歳】で「休日・平日とわず両方」が7割と、特に高い
  • 『アイシャドウ』は5割弱が「休日・平日とわず両方」使用。【15~19歳】で「休日のみ」が5割強と、非常に高い
  • 『アイライナー』は「休日のみ」と「休日・平日とわず両方」の使用率がそれぞれ4割強。【15~19歳】で「休日のみ」が6割と、突出して高い
  • 『マスカラ』は「休日のみ」と「休日・平日とわず両方」の使用率がそれぞれ4割台。【15~19歳】で「休日のみ」が6割と、非常に高い
  • 『口紅・グロス・リップライナー』も「休日のみ」と「休日・平日とわず両方」の使用率がそれぞれ4割台。【15~19歳】で「休日のみ」が5割強と高い
  • 『チーク』は「休日のみ」と「休日・平日とわず両方」の使用率がそれぞれ4割台半ば。【15~19歳】で「休日のみ」が6割と、非常に高い
  • 『ハイライター・シェーディング』は「休日・平日とわず両方」の使用率が5割。【15~19歳】で「休日のみ」が5割と高い
■使用メイク用品の男性用・女性用
  • 『メイク用品』全般に「男性用」よりも「女性用」の方が高い
  • 【15~19歳】で「女性用」の使用率が特に高い
■メイク開始年齢
  • 現在メイクをしている【20~24歳】で「10代」にメイクを開始した人は4割強、【25~29歳】では3割強、【30~39歳】では2割強
  • 年代が若くなるほどに開始年齢が低年齢化している
■メイクをする(していた)オケージョン【顔全体・目元・口元/頬の合算】
  • 【30~39歳】以外のすべての年代で「女友達・彼女と遊ぶとき」が最多
  • 【30~39歳】は「会社に行くとき」が最多
  • そのほかの特徴として、【20~24歳】で「学校」「バイト先」、【25~29歳】で「夜遊び」、【35~39歳】で「夜遊び」「ライブ・フェス」が高め
■メイクをする(していた)オケージョン
  • 【顔全体】
  • 【30~39歳】以外のすべての年代で「女友達・彼女と遊ぶとき」が最多
  • 【30~39歳】は「会社に行くとき」が最多
  • そのほかの特徴として、【20~24歳】で「学校」「バイト先」「就活」、【30代】で「夜遊び」「お客様に会うとき」が高め
  • 【目元】
  • 【30代】以外のすべての年代で「女友達・彼女と遊ぶとき」が最多
  • 【30代】は「会社に行くとき」が最多
  • そのほかの特徴として、【25歳以上】で「男友達と遊ぶとき」が高め
  • 【口元・頬】
  • 【30~39歳】以外のすべての年代で「女友達・彼女と遊ぶとき」が最多
  • 【30~39歳】は「会社に行くとき」が最多で、【30~34歳】でも高め
  • そのほかの特徴として、【20~24歳】で「いつでも」「バイト先」「男友達と遊ぶとき」が高め
■メイクをする(していた)理由【顔全体・目元・口元/頬の合算】
  • 年代により傾向に差が見られ、【20~24歳】【30~34歳】では「身だしなみ」、【25~29歳】【35~39歳】では「印象を良くしたい」がトップ
  • そのほか【25~29歳】で「肌のトラブルを隠したい」、【30代】で「肌にツヤを出したい」など、『肌をきれいに見せたい意識』がやや高め
■メイクをする(していた)理由
  • 【顔全体】
  • 【20~24歳】では「身だしなみ」が特に高い
  • そのほか【35~39歳】で「印象を良くしたい」「格好よくなる」など、『見た目の印象を良くしたい意識』がやや高め
  • 【目元】
  • 【20~24歳】では「身だしなみ」「パーツの形をキレイに見せたい」「肌のトラブルを隠したい」「ヒゲを隠したい」が高い。【25歳以上】では「印象を良くしたい」が軒並み高め
  • 【口元・頬】
  • 【20~24歳】で項目全般に高め
  • そのほか【30~34歳】で「印象を良くしたい」「身だしなみ」「肌にツヤを出したい」「男性的な外見に見せたい」がやや高め
■メイクによる変化
  • 全ての年代で6割前後が「気持ちが前向きになった」と回答
  • そのほか、【20代】で「自分に自信がついた」が高め
  • 【20~24歳】では「仕事にプラスになった」「親や周りの人に褒められるようになった」も高め
■メイク満足度
  • 全ての年代で7~8割が「とても満足」もしくは「満足」と回答
  • 「とても満足」に着目すると、【20~24歳】でやや高め
■メイクによる周囲の反応
  • 全体で「好評・計」が過半数を占める。その中で「とても好評」が2割弱を占める。
  • 特に【20~24歳】で「とても好評」が全体と比べて高く、2割強。
■メイクをして褒められた経験/褒められた相手
  • 各年代で「女友達」と「男友達」が3~4割台と、特に高い
  • そのほか、【20~24歳】【30~39歳】に共通して「会社の人」「仕事先の人」など『仕事関係者』が高め
  • 【15~19歳】で「誰にも褒められていない」が特に高い
■直近1年間のメイク用品購入費用(全体ベース)
  • 非購入者も含めた平均費用は約1万円
  • 【20~24歳】【30~34歳】で平均費用が1万3~4千円と、やや高め
■直近1年間のメイク用品購入費用(購入者ベース)
  • 購入者だけで算出した平均費用は約1万1千円
  • 【20~24歳】【30代】で平均費用が1万4~5千円と、やや高め
■今後1年間でかけてもよいメイク用品の費用
  • 今後1年間でかけてもよい平均費用は約1万2千円
  • 【20~24歳】【30代】で平均費用が1万4千円台と、やや高め
■メイクを始めたきっかけ
  • 【15~19歳】【20~24歳】の若年層では「ネット(SNS)」がトップ、【25歳以上】では「雑誌」がトップ
  • そのほか【20~24歳】で「ネット(SNS以外)」「男友達」「母親や姉妹」、【35~39歳】で「日本の男性芸能人・男性有名人」がやや高め
■メイク商品の情報源
  • 全ての年代で「ネット(SNS)」が最も高い
  • その次に高い情報源は、【15~34歳】で「ネット(SNS以外)」、【35~39歳】で「男性向け雑誌」
■メイク商品の情報を得ているサイト・サービス
  • 【15~19歳】では「YouTube」、【20~24歳】では「Twitter」がトップ。【25歳以上】は「Twitter」「Instagram」が5~6割のほぼ同率で上位にあがる。【30~34歳】は「YouTube」も上位。
■メイク方法の学び方
  • 各年代で「ネット(SNS)」や「ネット(SNS以外)」が高いほか、【15~19歳】以外の年代で「雑誌」も比較的高い
  • 【35~39歳】で「店舗のメイク販売(BA)」や「美容師・理容師スタッフ」など『美容関係のスタッフ』がやや高め
■メイク方法の情報を得ているサイトやサービス
  • 【25~29歳】以外では「YouTube」、【25~29歳】では「Instagram」がトップ。【30代】は全般的にスコアが高めで、情報接触が多い
■メイクについて参考にしている芸能人・有名人
  • 「よきき(YouTuber)」「髪西(YouTuber)」など『YouTuber』のほか、「IKKO」「石原さとみ」「GACKT」といったタレントが上位
  • 「よきき(YouTuber)」は【15~19歳】で特に想起率が高い
■メイク商品購入チャネル
  • 全ての年代で「ドラッグストア」が7割前後で最多
  • そのほか、「ディスカウントショップ」「デパート」「ネット」「雑貨店」が多い
  • 【35~39歳】で「美容室・理容室」がやや高め

調査概要


■調査名:男性メイクに関する意識調査
■調査時期:2019年3月23日(土)~2019年3月28日(木)
■調査手法:インターネットリサーチ
■調査対象:15~39歳で、過去1年以内にメイク用品を使用したことがある男性(550人)
■居住地:北海道、宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、広島県、福岡県

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