国内のレディスインナーウェア・メンズインナーウェア市場の調査 

2018年10月26日

矢野経済研究所は、国内のレディスインナーウェア・メンズインナーウェア市場の調査を実施し、市場規模、製品動向、参入企業動向、将来展望を明らかにした。

<インナーウェア市場、レッグウェア市場とは>
本調査におけるレディスインナーウェア市場はブラジャーやガードルなどファンデーション、ランジェリー、ショーツ、肌着など、メンズインナーウェア市場はランニングやトランクス、ブリーフなど、また、レッグウェア市場はソックスやタイツ、ストッキングなどを対象とした。
<市場に含まれる商品・サービス>
レディスインナーウェア、メンズインナーウェア、レッグウェア

1.市場概況

2017年のレディスインナーウェア小売市場規模は前年比99.2%の6,190億円と6年連続の縮小となった。2017年も際立ったヒット商品がなかった中で、ワイヤレスブラやノンワイヤーブラなど快適性に訴求した商品が引き続きけん引し、また、無縫製インナーにも注目が集まった。メーカー各社もゆったり系、解放系と謳ったこれらの商品に注力した。
2017年のメンズインナーウェア小売市場規模も前年比99.0%の2,565億円と5年連続で減少した。チャネル別に市場を見ると、無店舗を含む「その他」が前年比プラスになったほかは、ユニクロ等の「カジュアルウェア専門店」が微減、「百貨店」や「量販店」は前年割れとなった。

2.注目トピック

スポーツインナー市場の広がり
ヨガやジョギング向けのスポーツインナー市場に広がりが出ている。インナーウェアメーカー各社は、無縫製技術を活用、動きやすい構造を採用、保温機能が高く微量な水分を吸収して発熱する特殊な繊維を利用するなど独自技術を生かした新商品や新ブランドの提案、体験型イベントやスポーツウェアとしてのターゲットを絞り込んだ差別化戦略を進めている。

3.将来展望

2018年のレディスインナーウェア小売市場規模を前年比100.3%の6,210億円と予測する。ヒット商品を誕生させるため、各社依然模索している状況であるが、スポーツインナーは今後も注目アイテムの1つである。ヨガやジョギングをはじめ、健康や美容を意識した取り組みがより活発になることから、高機能インナーウェアの新たな提案や仕掛けが重要になると考える。
2018年のメンズインナーウェア小売市場規模は前年比99.4%の2,550億円と微減を予測する。男性下着は本人以外の家族による代理購買がいまだ多いため、男性自身が買う動機づけを植え付けないと、市場での活性化は見込みづらい。市場が活性化するためには男性自身の購買意欲をかき立てるような新商品の誕生が望まれる。

調査概要


■調査期間: 2018年7月~9月
■調査対象: インナーウェア・レッグウェア市場に参入している製造業、卸売業、小売業の有力企業、その他関連企業
■調査方法: 当社専門研究員による直接面接、及び郵送アンケートならびに文献調査を併用

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