「2018年 重大ニュース」に関する調査(20~60代の男女対象) 

2018年12月06日

マクロミルは、2018年に話題となったニュース(※1)の中から、「重大なニュース」だと思うものを全国の20~60代の男女1,000名に調査しました。
※1:HoNote編集部にて選定した2018年話題のニュース129種を選択肢として用意。

調査Topics


  • 2018年の重大ニュースランキング、トップ10を発表!1位は「安室奈美恵が引退」
  • 男女別ランキング、上位ニュースには違いが。男性は「社会、スポーツ」、女性は「芸能」が上位に
  • ジャンル別の重大ニュース特徴、「政治」では“消費税増税”の注目度が高め。「スポーツ」では不祥事が目立つ

調査結果


【1】 2018年の重大ニュースランキング、トップ10を発表!1位は「安室奈美恵が引退」

★2018年の重大ニュースランキング (複数回答・最大5個まで選択可/上位10位)
1位 安室奈美恵が引退(23.3%)
2位 日産自動車カルロス・ゴーン会長逮捕。報酬約50億円過少申告の疑い(20.1%)
3位 TOKIO山口メンバー、未成年女性への強制わいせつで書類送検、ジャニーズ事務所退所(17.8%)
4位 女子プロテニスの大坂なおみ、全米オープン優勝(15.6%)
5位 日本大学アメフト部、悪質タックル問題(14.8%)
6位 安倍総理が消費税10%増税を正式表明(13.5%)
7位 松本死刑囚ら元教団幹部ら7人に刑執行(13%)
8位 樹木希林、死去(12.8%)
9位 大杉漣、急死(12.4%)
10位 羽生結弦が平昌五輪フィギュア男子シングルで66年ぶり連覇(12.3%)

2018年の重大ニュース、総合ランキングは「安室奈美恵さん引退」のニュースが1位となりました。昨年の調査でも、安室奈美恵さん引退発表のニュースが2位に選ばれており、彼女の動向が人々に強い印象を与えたことがうかがえます。年代別にみると、30代でこのニュースを選んだ人が多く、いわゆる「アムラー世代」にとっては特に注目度の高いニュースであったと言えるでしょう。

【2】男女別ランキング、男性は「社会、スポーツ」、女性は「芸能」が上位に

男女別に結果を集計すると、ランキングトップの顔ぶれが異なる結果となりました。上位5位までをそれぞれご紹介します。

★2018年の重大ニュースランキング 【男性編】(複数回答・最大5個まで選択可/上位5位)
1位 日産自動車カルロス・ゴーン会長逮捕。報酬約50億円過少申告の疑い(24.3%)
2位 日本大学アメフト部、悪質タックル問題(17.3%)
3位 安室奈美恵が引退(17.3%)
4位 大リーグ、エンゼルスの大谷翔平が二刀流で活躍。ア・リーグ最優秀新人賞(16.5%)
5位 女子プロテニスの大坂なおみ、全米オープン優勝(14.7%)

★2018年の重大ニュースランキング 【女性編】(複数回答・最大5個まで選択可/上位5位)
1位 安室奈美恵が引退(29.3%)
2位 TOKIO山口メンバー、未成年女性への強制わいせつで書類送検、ジャニーズ事務所退所(21.1%)
3位 樹木希林、死去(18.3%)
4位 羽生結弦が平昌五輪フィギュア男子シングルで66年ぶり連覇(16.9%)
5位 女子プロテニスの大坂なおみ、全米オープン優勝(16.5%)

男性ランキングでは、本調査実施の直前に話題となった「ゴーン会長逮捕」のニュースが1位となりました。その他「日大アメフト部悪質タックル問題」、大谷翔平選手や大坂なおみ選手の話題などスポーツニュースがトップ5のうち3つもランクインしたのが特徴です。一方、女性ランキングでは1位~3位までを芸能のニュースが占めました。男女の興味・関心分野の違いが現れた結果となりました。

【3】ジャンル別ランキング、「政治」では“消費税増税”の注目度が高め。「スポーツ」では不祥事が目立つ

本調査では、「スポーツ」「芸能」「政治」「海外」「社会・経済」の5つのジャンル毎にも、ランキングを作成しました。ここでは、その中から、「政治」「スポーツ」の2つのランキングをご紹介します。

★政治編ランキング(複数回答・最大5個まで選択可/上位5位)
1位 安倍総理が消費税10%増税を正式表明(47.1%)
2位 森友学園を巡る公文書改ざん問題で佐川氏を証人喚問(29.7%)
3位 沖縄県知事の翁長雄志が死去(29.0%)
4位 「18歳成人」民法改正案を閣議決定(28.0%)
5位 カジノ法案が成立(24.4%)

政治編では「消費税増税」が他のニュースに大きな差をつけて1位となりました。2位「森友学園の公文書改ざん問題」の約2倍近くの票が集まる結果となっています。これは、10月に正式表明され記憶に新しいニュースであることや、自分たちの生活に直結する話題であること等から、重大だと感じる人が多かったものと考えられます。

★スポーツ編ランキング(複数回答・最大5個まで選択可/上位5位)
1位 日本大学アメフト部、悪質タックル問題(38.5%)
2位 女子プロテニスの大坂なおみ、全米オープン優勝(34.9%)
3位 貴乃花部屋力士による暴行問題。貴乃花親方は相撲協会を退職(28.4%)
4位 羽生結弦が平昌五輪フィギュア男子シングルで66年ぶり連覇(28.3%)
5位 カーリング女子、オリンピック初の銅。「もぐもぐタイム」「そだねー」などの言葉が流行(25.2%)

2018年は、スポーツにおける話題として、平昌オリンピックの開催や、フィギュアスケートの羽生選手や女子カーリング日本代表の活躍等があり、報道でも数多く取り上げられていました。しかしこれらの話題をおさえて、1位には「日大アメフト部の悪質タックル問題」、3位には「貴乃花部屋力士による暴行問題」がランクインしました。スポーツ界における不祥事が人々の印象に残った1年だったと言えそうです。

調査概要


調査主体:マクロミル
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国20~69歳の男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法:平成27年国勢調査による、性別×年代の人口動態割付/合計1,000サンプル
調査日:2018年11月26日(月)

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[マクロミル]
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