目元まわりが相手に与える印象の違いに関する調査(40、50歳代の女性対象) 

2019年03月29日

オールアバウトとコージー本舗は、40、50歳代の女性、計972名を対象に、自分自身の顔まわりに関する美容意識のほか、目元まわりが相手に与える印象の違いに関する調査を共同で実施しました。

調査の結果、自分の目元まわりが残念と感じている人が多かったほか、他人のまぶたのたるみ、くぼみによって、実際の年齢より10歳以上も“老け見え”するというショッキングな事実や、「冷たそう」「不機嫌そう」などネガティブな印象を抱くことがわかりました。また、約9割もの女性が目元に悩みを抱えながら、そのうち2人に1人しか対策をしていないという実態も浮き彫りになっています。

調査結果のポイント


  • 40~50歳代女性の3人に1人は「目の下やまぶたのたるみ」、「くま」など目元まわりの要素で加齢を意識。
  • 9割近くの人が「目の下のたるみ」を筆頭に目元まわりに何かしらの悩みあり。
    一重まぶたより二重まぶたの人の方がその傾向が顕著に現れる。
  • 「たるみ・くぼみ目」になると相手に10歳以上も”老け見え”されることが明らかに!!
    「冷たそう」、「疲れていそう」という悪印象を与える結果も。
  • 目元まわりで悩んでいる人は多いのに2人に1人は対策をしていない!?

調査結果


■40~50歳代女性の3人に1人は「目の下やまぶたのたるみ」、「くま」など
 目元まわりの要素で加齢を意識。

40~50歳代の女性972名に対し、自分の顔を見て加齢を感じる要素を尋ねたところ、「シミ・ソバカス」(59.2%)が最も多く、ついで「ほうれい線」(55.8%)となり、どちらも5割を越える結果になりました。肌については、「トーン」(29.5%)や「肌質(乾燥)」(29.4%)よりも、「ハリ」(46.7%)の状態の方が、加齢を感じるバロメーターとなっているようです。また、「目の下のたるみ」(36.5%)、「目の下のくま」(34.0%)、「まぶたのたるみ」(32.0%)といった目元まわりの変化についても、3割近くの女性が加齢を意識するきっかけになっていることがわかりました。【グラフ1】

■9割近くの人が「目の下のたるみ」を筆頭に目元まわりに何かしらの悩みあり。
 一重まぶたより二重まぶたの人の方がその傾向が顕著に現れる。

目元まわりで加齢を意識する人が一定数いる中、目元についての悩みについても尋ねたところ、「悩みはない」と回答した人は14.6%にとどまり、実に9割近くの人が何かしら目元の悩みを持っていることが明らかになりました。内訳をみると「目の下のたるみ」(36.1%)が最も多く、「くま」(31.8%)、「目の周りのシミ・ソバカス」(30.0%)、「まぶたのたるみ」(29.5%)、「目尻のシワ」(28.5%)が続き、いずれも3割近くの人が悩みとして挙げていました。【グラフ2-ⅰ】

なお今回、対象者に”まぶたの形状”を尋ねており、20代の頃と現在、どちらにおいても”一重まぶた”もしくは”二重まぶたと回答したグループそれぞれでの比較も実施しました。前述の目元の悩みでみてみると、”二重まぶた”のグループの方が、「目尻のシワ」をはじめ、「目の下のたるみ」、「くま」など、全般的に”一重まぶた”のグループよりも悩みの度合いが高いことがわかりました。加齢とともに、まぶたの形状による変化の悩みに差異があると言えるでしょう。【グラフ2-ⅱ】

■「たるみ・くぼみ目」になると相手に10歳以上も”老け見え”されることが明らかに!!
 「冷たそう」、「疲れていそう」という悪印象を与える結果も。

まぶたの形状が相手に与える印象の違いを探るため、同一人物でも、まぶたの上に”たるみ”の有り・無しの2種類の写真を見せた上で、たるみのある写真Aの人物について印象を尋ねたところ、マイナスの印象の中でも、「冷たそう」(34.2%)、「不機嫌」(30.3%)、「暗そう」(28.1%)といった項目が上位にきました。【グラフ3-ⅰ】

その中で「老けて見える」(17.5%)と回答した人に、二重まぶた化粧品を使用した写真Bと比べて、どれくらいの年齢差を感じるか追加質問したところ、「4歳以上」と回答した方が9割にもなり、「10歳以上」の年齢差を感じる人も約3割存在する結果になりました。【グラフ3-ⅱ】

同様に、まぶたの”くぼみ”の有無での写真を比較したところ、写真C(くぼみ目)の人物のマイナス印象として「老けて見える」(46.8%)、「疲れていそう」(45.5%)の2つが、”たるみ”よりも顕著にあらわれる結果になりました。【グラフ4-ⅰ】

二重まぶた化粧品を使用した写真Dと比較して感じる年齢差については、「4歳以上」と回答する人の割合は9割近くとなり、”たるみ目”と大きく変わらない中、「10歳以上」(34.9%)と回答する人が最も多く、”たるみ目”よりも”くぼみ目”の方が老け見えすることが明らかになりました【グラフ4-ⅱ】

■目元まわりで悩んでいる人は多いのに2人に1人は対策をしていない!?

目元まわり悩みを持っていると回答した830名の方々に、その対策として実施しているものを聞いたところ、実に2人に1人が「対策はしてない」(47.3%)という実態が明らかになりました。対策として最も多かったのが「美容液」(21.3%)で、次いで「コンシーラー」(17.0%)、「目元用クリーム」(16.0%)となりました。【グラフ5】

対策していない理由については、「効果的なケアが分からない」「お金が掛かりそう」が2大要因となりました。さらに、まぶたの形状別に比較すると、”二重まぶた”の方が、「効果的なケアが分からない」と回答する割合が、”一重まぶた”の人よりも約20ポイントも多い一方、「お金・時間が掛かりそう」のほか、「すでに諦めている」といった声は、”一重まぶた”の人から多く上がる結果になりました。【グラフ6】

調査概要


・調査期間:2019年2月26日(火)~2019年3月1日(金)
・調査対象:40歳以上60歳未満の女性
・対象エリア:全国
・有効回答者数:972名(40代:505名、50代:467名)
・調査方法:インターネットリサーチ

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[オールアバウト]
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