シニア層のスマートフォンの利用及び、購入意向に関する意識調査 

2012年08月31日
MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)は、「シニア層のスマートフォンの利用及び、購入意向に関する意識調査」を実施。

まず、シニア層884人(60歳~64歳:331人、65歳~69歳:331人、70歳以上:222人)を対象に、スマートフォンの所有率について調査したところ、SoftBankのスマートフォン所有者が4.4%、docomoのスマートフォン所有者が4.1%、auのスマートフォン所有者が1.9%、その他の携帯電話会社のスマートフォン所有者が0.7%と合せてシニア層の11.1%がスマートフォンを所有していることがわかった。

シニア層のスマートフォン所有者を対象に、スマートフォンを所有したきっかけについて調査したところ、「スマートフォンで利用してみたい機能やアプリがあったから」と回答した人が36.7%と最も多く、次いで「好きなメーカー、ブランドからスマートフォンが出たから」と回答した人が18.4%、「家族や友人・知人など周りがスマートフォンを持っていたから」と回答した人が17.3%という結果となっている。

スマートフォンを購入する際に重視する(した)機能やサービスについて「デザイン性」や「画面の大きさ」など全23項目(端末面:16項目、キャリア面:7項目)を「重視する~重視しない」まで5段階評価で調査したところ、「重視する」、「まあまあ重視する」の回答が多かった項目は、端末に関する項目では「操作性の良さ」が95.2%と最も多く、次いで「画面の大きさ」が94.1%、「文字入力のしやすさ」が93.8%と、シニア世代では、操作性の良さの他に画面の大きさや、文字入力のしやすさなどの「わかりやすさ」をスマートフォンに求める傾向にあることが伺える結果となっている。また、キャリアサービスに関する項目では「月額料金の安さ」が93.3%と最も多く、次いで「料金プランのわかりやすさ」が92.4%、「電波の良さ」が91.0%という結果となった。
[MMD研究所]
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