プライベートでの携帯電話の利用状況 

2012年08月16日
アイ・エム・プレスは、月刊『アイ・エム・プレス』の連載「生活者に聞く!」において、昨年に引き続き、プライベートでの携帯電話の利用状況について調査を実施。(リンク先PDF)

まず、プライベートで利用している機器について聞いたところ、「スマートフォン」を利用している人の割合は、2011年調査の14.5%から9.9ポイント上昇して、24.4%となった。年代別では若い世代ほど利用が進んでおり、20代で41.4%、30代で31.1%、40代で24.6%、50代で16.4%、60代で8.4%であった。性別では男性が28.2%、女性が20.7%と、男性がややリードをとっている。

ソーシャルメディアの会員になっているかどうかの質問では、「いずれの会員にもなっていない」は40.5%で、59.5%がなんらかの会員になっていた。会員になっているソーシャルメディアでは、2011年調査と照らし合わせると、「Facebook」が「Twitter」「mixi」を抜いて29.6%で首位に。2位は「Twitter」の29.2%、3位が「mixi」の27.7%などとなっている。20代では83.6%と大半がなんらかのソーシャルメディアに会員登録している。メディア別に見ても、「mixi」で55.3%、「Twitter」で48.1%、「Facebook」で42.7%などと、すべてにおいて20代の割合が最も高い。また、年代ごとに見た、最も登録者の割合が高いメディアでは、20代および30代が「mixi」、40代が「Twitter」、50代および60代が「Facebook」となっていた。

スマホ利用者に、有料アプリを何種類使っているかを聞いた設問では、半数以上の55.4%が「有料アプリは利用していない」と回答。次に多いのが「2~3種類」の13.5%、続いて「4~5種類」の9.6%、「1種類」の7.4%、「11種類以上」の5.5%、「6~10種類」の4.4%。残りは「有料アプリを利用しているが、いくつ利用しているかはよくわからない」の3.6%、「有料アプリを利用しているかどうかわからない」の0.6%となっていた。

スマホへの不満については、「バッテリー容量が小さい」との回答が49.6%で圧倒的に多く、ほかにも「操作がしにくい」の23.7%、「処理速度が遅い」の19.8%などが挙げられた(図表3)。一方、「不満な点はない」とした人は23.4%であった。
[アイ・エム・プレス]
 マイページ TOP