「クラウド」利用に関する意識・実態調査 

2013年08月20日
トレンド総研は、20~40 代の男女500 名を対象とした、「クラウド」利用に関する意識・実態調査をおこなった。

【調査結果】

■写真・音楽・ドキュメントなど、大量のデータを扱う現代人・・・「クラウド」利用経験者は 8 割以上!

まず、「現在所有しているデバイス(情報機器)」を複数回答で聞いたところ、ノートパソコン(68%)、デジタルカメラ(55%)、スマートフォン(60%)などが上位に。また、デバイスを複数台(2 台以上)持っている人の割合は83%にのぼりました。
続いて、「クラウド」を用いたサービスの利用経験を聞いたところ、83%が「(利用経験が)ある」と回答。具体的な利用内容としては「ウェブメール」(81%)が最も多く、そのほかにも、「ファイル共有サービス」は 33%と 3 人に 1 人、「パーソナルクラウド」は22%と 5 人に 1人が利用していることが明らかになりました。
また、「クラウドが身近なものになったと思いますか?」という質問には、全体の58%と約6 割が「そう思う」と回答。さまざまなデバイスを使い分け、写真・音楽・ドキュメントなどさまざまなデータを扱う現代人にとって、クラウドは必要不可欠なものになりつつあると言えそうです。

■データにまつわる、さまざまな悩みを一挙に解消する「クラウド」

しかし一方で、「クラウドを十分に活用できていると思いますか?」という質問に対して「そう思う」と答えた人は26%にとどまり、まだまだ活用しきれていないと感じている人が多いのも事実。
「クラウド」の活用法は多岐にわたりますが、特に「パーソナルクラウド」と呼ばれるデータ保管サービスを上手に活用することで、大容量のデータが保存できるようになるほか、端末間のスムーズなデータ移行、端末紛失のリスクヘッジが可能となります。

ちなみに、日常のデータにまつわる悩みを聞いたところ、下記のような結果となりました。
■「端末に写真・音楽・動画などのデータをたくさん保存したことで、容量が気になった経験がある」:60%
■「端末を新しいものに買い替える際、データの移行を面倒に感じたことがある」: 76%
■「携帯電話、パソコンなどの端末を紛失して必要なデータが手元になくなったり、データを悪用されたりすることを不安に感じたことがある」:66%
■「撮影した写真を加工や印刷する際、パソコンに移行させたり、アプリを立ち上げたりするのを面倒に感じたことがある」:61%

「クラウド」は、こうした現代人の悩みを解決する上で有効な手段であり、サービスや活用法に関する情報が広がっていくことで、今後ますます一般化していくと予想されます。


【調査概要】
・調査期間:2013年7月3日~7月5日
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:20~40代 有職者男女 500 名

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[トレンド総研]
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