「オンラインストレージの利用実態」に関する調査(業務でオンラインストレージを利用している方対象) 

2019年03月05日

ダイレクトクラウドは、業務でオンラインストレージを利用している方を対象に「オンラインストレージの利用実態」に関するアンケート調査を実施。

【調査目的】
国内のオンラインストレージ市場は、メール誤送信での情報漏洩対策や大容量ファイルの受け渡し、厚生労働省が推進する「働き方改革」に伴う自宅や外出先からのファイルアクセス、万が一の災害に備えたバックアップなど、様々な需要が見込まれることから、今後も高い成長率で推移すると予想されます。 こうした背景から本調査は、業務でオンラインストレージを利用している方に限定し、導入状況や導入目的、現在利用中のオンラインストレージなどの利用実態を把握し、顧客のニーズに沿った製品開発の参考にするため実施いたしました。

調査結果


オンラインストレージの導入状況
オンラインストレージ導入状況は、法人向け有料サービス利用中の企業が54.5%と半数。無料サービス利用は23.9%と全体の1/4近くを占めています。
また個人向け有料サービスを使う企業も6.1%存在します。

所属している部署
業務でオンラインストレージを利用していると答えた方の所属部署は、情報システムが21.8%、営業、販売などが17.3%、研究、開発で15.2%となっています。 社外から社内情報へアクセスする営業は必然的に利用率が高くなります。また、機密文書を扱う情報システム、研究開発といった部署でも利用機会が多くなります。

社外とのファイル共有の手段※複数回答
最も多いファイル共有手段はメール添付で70.9%。オンラインストレージサービスも69.7%とメールに次ぐ高い利用率となっています。
またファイルサーバーを社外とのファイル共有に使っている企業も56.1%存在しています。

オンラインストレージの導入目的※複数回答
国内の取引先とのファイル共有目的での導入が一番多く、次いで社内拠点や外出先からのアクセスが2番目となっています。
またファイルサーバーの代替としての導入も増えており、40.0%となっています。 自然災害が増えているためか、バックアップ目的での導入も上位に来ています。

連携して使いたいツール※複数回答
1位がOffice365で59.1%、2位がWebメール39.7%、文書管理ツールが32.1%となっており、資料作成、外部との送受信、そのドキュメントの管理といった業務フローにオンラインストレージを連携させる必要性を求めている企業が多くなっています。

必要とされるストレージ容量
無制限を希望としている割合が全体の30%、10TBは16%と大容量ストレージへのニーズがある一方、1TBは22%。3TBは12%とNASと同等容量を求めるニーズも全体では2番目に多い状況です。

現在ご利用のオンラインストレージ
現在利用しているオンラインストレージで一番利用が多かったのは、Googleドライブで18.8%。次いでOneDrive for Business16.4%、Dropbox Business16.1%となっています。 法人向けだけでなく、個人向けサービスも提供しているベンダーが上位を占めています。

導入の決め手となった内容※複数回答
導入の決め手となるのはセキュリティが最も高く36.1%。次が使い勝手で32.7%。価格は32.4%となります。 「高セキュリティ」で「使いやすいUI」を実装したオンラインストレージを「安価に使いたい」というニーズがこの表から見て取れます。

どのような使い方をしているか
使い方で最も多いのが、社外とのファイルの受け渡しで30.2%。社内での共有は28.3%。 ゲスト招待活用による取引先とのファイル共有が22.2%となっています。 社外との積極的なファイルのやりとりは、全体で52.4%を占めています。

利用範囲
利用範囲は全社的な導入(自社利用)50.2%と全体の半分。残りの半分では、部署、プロジェクトチーム単位が32%、全社導入(取引先含む)が16.8%。取引先まで含めた導入はライセンスコストの影響もありまだ進んでいない状況が見て取れます。

調査概要


集計期間:2018年11月1日~11月10日
調査対象:業務でオンラインストレージを利用している方
調査人数:330名
調査方法:インターネット・アンケート

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