キャンピングカーユーザーの趣味に関する調査 

2013年10月07日
一般社団法人 日本RV協会は、キャンピングカーユーザーが自分の趣味を生かすために、どのようにキャンピングカーを活用しているかアンケート調査を行いました。まず、「キャンピングカーは、釣りやスキー、キャンプ、温泉めぐりといった自分の趣味を生かす自動車として適していると思うかどうか」という質問について、371名のユーザーより回答がありました。

【調査結果】

99%のユーザーがキャンピングカーは「趣味に適した乗り物」と見なす

それによると、「とても適していると思う」と答えた人が79.8%、「まあまあ適していると思う」と答えた人が19.1%。合わせて98.9%の人が、キャンピングカーは自分の趣味を実現するのにふさわしいアイテムであると認めていることが判明しました。

では、その趣味とは具体的に何なのかを尋ねてみました。
それによると、トップに立ったのは「観光地、資料館、美術館めぐり」という回答で、全体の30.1%を獲得しました。2番目の趣味には「温泉めぐり」(28.2%)が続きました。

このことから、約6割の人が「観光地、資料館、美術館」、「温泉」といったゆったりと時間をかけて楽しむ趣味を満喫している状況が浮かび上がってきました。キャンピングカーというと、どうしてもアウトドア・レジャーに親しむための自動車というイメージが強いのですが、ユーザーの多くは、旅や一般教養を深める趣味にも手を広げている様子が伝わってきます。

もちろんキャンピングカーをアウトドア・レジャーのツールとして活用する人も多く、3位以下はキャンプ(12.7%)、スキー(7.6%)、釣り(6.3%)という順で続きました。
キャンピングカーの場合は、「観光地、資料館、美術館」、「温泉」、「キャンプ場」など、比較的滞在時間の長い目的地が上位に連なっており、短時間でスポット的に目的地を目指す一般乗用車のドライブとは好対照を見せます。この差は、やはり就寝機能も含む車内の快適度の違いが反映していると推察されます。

キャンピングカーの就寝機能が「趣味の実現に適している」と評価される

そのようなキャンピングカー旅行の特性をはっきり打ち出したのが、下記のデータです。次の設問では、「観光地、美術館」、「温泉」めぐりや「キャンプ」などの趣味を満喫するのになぜキャンピングカーが便利なのか、ということを質問したところ、320人のユーザーより回答がありました。

それによると、「趣味をかなえる目的地付近で宿泊できる場所を探せるから」 という回答が半数を超える56.9%を獲得しました。キャンピングカーはフルフラットになる快適なベッドを備えたものが大半を占め、それを活用すれば、前日の夜から目的地近くのキャンプ場、RVパーク、湯YOUパーク、道の駅、SA・PAで仮眠・休憩を取ることができます。同調査からは、そのようなキャンピングカーの就寝機能が「趣味の実現」に適していると評価されていることが確認できます。

また、2番目には、「宿泊代がかからないので、趣味に投資する金額が増えるから」(18.8%)、3番目には、「室内スペースが乗用車より有効に使えるので、趣味やその準備に生かせるから」(15.9%)という回答が寄せられました。

また、どのような職業の人がキャンピングカーを愛用しているのかを調べたところ、普通の会社員が最も多く、その比率は48.9%となりました。以下、自営業16.4%、定年により退職11.0%、会社役員9.8%、公務員8.8%と続きました。

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日本RV協会]
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