飲料市場に関する調査 2013 

2013年11月22日
矢野経済研究所は、国内の飲料市場の調査を実施した。

【調査結果サマリー】

◆ 2012年度の飲料市場規模(牛乳・乳飲料を含む)はメーカー出荷金額ベースで前年度比101.6%の4兆9,420億円と拡大

2012年度の飲料市場規模(牛乳・乳飲料を含む)は、メーカー出荷金額ベースで前年度比101.6%の4兆9,420億円と2010年度以降3年連続の拡大であった。需要期である夏場が猛暑や残暑であったこと、また2011年度の震災時における生産調整からの回復や、新商品の発売の延期などによる反動増も市場拡大に寄与している。

◆ 特定保健用食品の炭酸飲料といった新商品分野の開拓など各社の商品戦略が奏功

飲料市場のなかで炭酸飲料が好調であるなか、30代以上をターゲットにした炭酸飲料や、特定保健用食品のコーラ飲料は当初の計画を大幅に上回る販売量となるなどヒット商品となった。新商品分野の開拓や新商品提案など、飲料メーカー各社の商品戦略が奏功した。

◆ 2013年度の飲料市場規模は前年度比102.7%の5兆750億円と引き続き拡大基調を予測

2013年度の飲料市場規模(牛乳・乳飲料を含む)は最盛期である夏場が好調であったことや、消費者の健康や機能性を訴求した商品への根強い需要に支えられ、メーカー出荷金額ベースで前年度比102.7%の5兆750億円と引き続き拡大基調を予測する。


【調査結果】
調査期間:2013年7月~9月
調査対象:飲料メーカー、販売企業等
調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話によるヒアリング、ならびに文献調査併用

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[矢野経済研究所]
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