2013 年度大学における環境対策等に関する全国調査 

2013年11月29日
エコ・リーグは、「2013 年度大学における環境対策等に関する全国調査」結果及び、本調査に基づき決定する「第5 回エコ大学ランキング」の結果を発表。

調査の結果からは、東日本大震災に伴う要請を受けて進んだ節電対策は、関東・東北地方において増加に転じており、継続して取り組むことが難しい現状が浮き彫りとなりました。またランキングの結果は、総合第1位に三重大学(三重県)、同2位に岩手大学(岩手県)、同3位に日本工業大学(埼玉県)が入賞しました。

第5回目となる今回の調査は、全国781 の大学及びキャンパス(以下、大学と表記)を対象にアンケート調査を行い、200 大学から回答がありました。調査結果から、80%の回答校が2010 年度から震災後の2011 年度にかけて電力使用量を削減したものの、45%の回答校が翌年度に増加に転じていたことが明らかになりました。地域別に見ると関東・東北においてこの傾向が顕著である一方、特に関西・九州地方では2010 年度から2012 年度にかけて継続的な減少となっていました。

また、30%の回答校で自然エネルギーの導入が進んで発電量が増加し、導入している大学における
自然エネルギーの発電量は総電力使用量の0.21%を占めていることが明らかになりました。
本調査に基づき各大学の環境対策の取組み状況を評価する「第5 回エコ大学ランキング」では、独自の環境マネジメントや、学生や地域と連携した環境活動に取り組む三重大学が、2010 年以来2 度目の総合第1 位となりました。


【調査概要】
・調査期間:2013 年8~10 月
・調査項目:CO2 排出・エネルギー使用量、資源投入・環境負荷、緑地・生物多様性、環境マネジメント、コンプライアンス・アカウンタビリティ、環境教育・研究、連携・協働の7 セクション
・調査対象:781 大学・キャンパス(国内751 大学)
 ※一部の大学はキャンパス別に実施
・回答数:
 有効回答数:200 大学・キャンパス
 ランキング参加:127 大学・キャンパス
 ※同上

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[エコ・リーグ]
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