愛犬に対する生活者意識調査(20代~60代の室内で犬を飼っている男女) 

2013年11月01日
小林製薬は、『愛犬に対する生活者意識調査』を20代~60代の室内で犬を飼っている男女210人を対象に実施。

【調査結果の総括】

(1)家族同然まで深まる飼い主と愛犬との絆
-多くの人が「愛犬と家族同様のコミュニケーション」を行っている。
 半数の人が「一緒の布団で寝る」、4人に1人が「入浴」の経験あり!
-多くの飼い主が「“家族の誕生日”“年末年始”を愛犬と過ごしたい」と回答
-4人に1人が“大事な人”より“愛犬”を優先

(2)愛犬への多様化するサービス利用の実態とそこにかかる金額
-今までに最もお金がかかったのは「病気やけがの治療費」が多数
 最高額は「愛犬と暮らすために購入したマンション」で3500万円!
-愛犬にかける一ヶ月の平均金額は「5千円未満」がトップ。高額投資者も!
 費用の内訳は、「ペットフード」、「治療費」、「トリミング」がトップ3

(3)愛犬を飼育する際に抱える“ニオイ”に関する飼い主の懸念
-飼い主の“約半数”が気にしている「自宅での愛犬のニオイ」
 愛犬のニオイが気になるタイミングは「犬がいる環境に接した時」
-7割以上の飼い主が「愛犬が嫌いだろうと思うニオイ」への対策をしていない!
 飼い主と愛犬が共存するための「愛犬に配慮したニオイ対策」への生活者ニーズが明らかに

【調査結果の概要】

(1)家族同然まで深まる飼い主と愛犬との絆
多くの人が「愛犬と家族同様のコミュニケーション」を行っている。
半数の人が「一緒の布団で寝る」、4人に1人が「入浴」の経験あり!


『愛犬と時間を共有した経験があること』を尋ねたところ、「散歩(92.9%)」、「自宅での食事(64.3%)」、「ドライブ(58.1%)」がトップ3となりました。なお、「愛犬と一緒の布団で寝る(53.8%)」や「入浴(25.7%)」といった回答も多く見られ、多くの人が愛犬と家族同様のコミュニケーションを取っていることが明らかになりました。

また、『愛犬と時間を共有した経験があること』について、その頻度を尋ねたところ、回答のボリュームゾーンは、「散歩」・「自宅での食事」・「一緒の布団で寝る」・「運動」が“毎日”、「ドライブ」・「ショッピング」・「入浴」・「飼い主の美容室/床屋」が“月に一度程度”、「国内旅行」・「レストラン・カフェなどでの外食」が“半年に1度程度”となりました。

多くの飼い主が「“家族の誕生日”や“年末年始”も愛犬と過ごしたい」と回答

『愛犬と一緒に過ごしたいイベント』については、「愛犬の誕生日」が63.3%と最も多いものの、「元旦(46.7%)」、「大晦日(43.3%)」、「クリスマス(42.9%)」、「自分の誕生日(32.4%)」、「自分以外の家族・パートナーの誕生日(30.0%)」と続きました。“年末年始”および“家族の誕生日”は、多くの飼い主が愛犬と過ごしたいと考えているようです。

4人に1人が“大事な人”より“愛犬”を優先

また、愛犬と過ごしたいと答えたイベントについて、『配偶者・家族・恋人などの大切な人と過ごすより、愛犬と過ごすことを優先したことがありますか』と尋ねたところ、「はい」の回答が半数を超えたのは「愛犬の誕生日(50.4%)」のみでした。ただし、「元旦(26.5%)」、「大晦日(28.6%)」、「自分の誕生日(30.9%)」、「自分以外の家族・パートナーの誕生日(28.6%)」、「ハロウィン(32.0%)」、「バレンタインデー・ホワイトデー(25.0%)」については、4人に1人以上が愛犬と過ごすことを優先した経験があると回答しており、愛犬を“家族同然”どころか“家族以上”の特別な存在として考えている人も多いようです。

(2)多様化するサービス利用の実態とそこにかかる金額
今までに最もお金がかかったのは「病気やけがの治療費」が多数
最高額は「愛犬と暮らすために購入したマンション」で3500万円!


『愛犬に対して与えたサービスやもので、最もお金がかかったものは何ですか。また、費用はどのくらいかかりましたか』と尋ねたところ、「病院やけがの治療費(47.0%)」、「シャンプー・カット・トリミング料(28.0%)」、「ペットフード・おやつ(25.0%)」がトップ3となりました。回答の中には、「子供が犬アレルギーであることがわかり、セパレートで暮らせるマンションを購入(3,500万)」や「ベランダの改装(20万円)」、「2週間に1度のスパ&エステ(50万円)」など、愛犬に対してはお金を出し惜しみしないという飼い主の気持ちも窺えました。

愛犬にかける一ヶ月の平均金額は「5千円未満」がトップ。高額投資者も!
費用の内訳は、「ペットフード」、「治療費」、「トリミング」がトップ3


『愛犬に対し、一ヶ月あたり平均でどれくらいのお金をかけていますか』と尋ねたところ、「5千円未満」が45.7%と最も多い結果となりました。その一方、「3万円未満(14.8%)」、「5万円未満(1.4%)」、「10万円未満(0.5%)」と高額な費用を一ヶ月にかけている飼い主もいることが明らかになりました。また、その中で最も比重の大きいものについては、「ペットフード・おやつ」が51.9%と一番多く、「病気やけがの治療費」が17.6%、「シャンプー・カット・トリミング料」が12.9%、「ワクチン・健康診断などの予防費」が10.0%と続きました。

(3)愛犬を飼育する際に抱える“ニオイ”に関する飼い主の懸念
飼い主の“約半数”が気にしている「自宅での愛犬のニオイ」
愛犬のニオイが気になるタイミングは「犬がいる環境に接した時」


半数近くの人(47.1%)が愛犬のニオイを気にしている結果となりました。愛犬のニオイが気になるタイミングについては、「犬が近づいてきた時(52.5%)」、「犬がいる部屋に入った時(43.4%)」、「帰宅した時(28.3%)」がトップ3となり、飼い主であっても「犬がいる環境に接した時“ニオイに気づく”傾向がある」ことがわかりました。

8割以上の飼い主が「人間と愛犬“良いニオイ”の基準が異なる」と考えている
愛犬が嫌いだろうと思うニオイは、「タバコ」・「香水」・「マニキュア」・「お酢」


『人間と愛犬では“良いニオイ”の基準が異なると思いますか』と尋ねたところ、80.5%が「はい」と回答。多くの飼い主が“愛犬が感じているニオイ”について懸念していることが窺えます。『愛犬が嫌いだろうと思うニオイ』については、「タバコ」が55.2%、「香水」が41.0%、「マニキュア」と「お酢」が34.8%となり、上位3位を占めました。このことからも、人間と愛犬の“良いニオイの基準”が違うことが垣間見えます。

7割以上の飼い主が「愛犬が嫌いだろうと思うニオイ」への対策をしていない!
飼い主と愛犬が共存するための「愛犬に配慮したニオイ対策」への生活者ニーズが明らかに


約8割の人が「人間と愛犬で“良いニオイ”の基準が異なる」と考えているものの、全体の71.0%が『愛犬が嫌いだろうと思うニオイへの対策をしていない』と回答。愛犬を飼育する際の“愛犬に配慮したニオイ対策”に対応した商品への潜在ニーズが明らかになりました。

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[小林製薬]
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