洗濯物のニオイ悩みに関する調査(小中学生の子どもをもつ30〜40代の働く女性対象) 

2019年04月22日

ライオンは、小中学生の子どもをもつ30〜40代の働く女性600人を対象に、洗濯物のニオイに関する実態調査を行いました。その結果、ワーママたちのほぼ全員が洗ったのにクサイ洗濯物のニオイに悩み、ちゃんと洗ったにも関わらず後でニオイが発生していて、あきらめモードに陥りつつあることがわかりました。

ライオンでは、洗濯しても再び蘇る「部屋干し臭」「干し忘れ臭」「戻り生乾き臭」の3つの洗濯物のニオイを「ゾンビ臭」と呼び、その原因や対策を提案してまいります。

調査結果サマリー


ワーママの9割が洗濯物の蘇るニオイを経験し、約半数が家族からも指摘
  • ワーママの93.8%が洗った洗濯物から蘇るニオイを感じた経験があり、46.9%が家族からも指摘されている。
  • 家族からの指摘に関し、ワーママの9割が「気にする」(93.4%)、「発生しないように工夫」(87.9%)している。
洗濯しても再び蘇るニオイ=「ゾンビ臭」は、取り除きにくいニオイ
  • 「部屋干し臭」「干し忘れ臭」「戻り生乾き臭」のゾンビ臭をかいだ経験があるワーママは97.9%とほぼ全員。
  • ワーママを悩ますゾンビ臭は取り除きにくさも最強!部屋干し臭86.1%、干し忘れ臭84.2%、戻り生乾き臭88.1%。
切っても切れない? 洗濯物とニオイ悩み、あきらめモードも見え隠れ…
  • 86.1%のワーママが洗濯物のニオイ対策を実践中。しかし、半数以上が「頑張っても洗濯後の嫌なニオイは発生してしまう」(55.6%)とあきらめモード。あれこれ工夫するも悩みは尽きない。

調査結果


■洗濯物のニオイ悩みの実態

洗ったのにいつのまにかクサイ(?!) 根深い洗濯物のニオイ問題
ワーママの9割が洗った後の洗濯物のニオイを経験し、約半数が家族からも指摘


 全国の小中学生の子どもを持つ30代〜40代のフルタイムで働く女性(=ワーママ)600人を対象に、普段の洗濯についての調査を行いました。

 まず、洗濯物のニオイについて、洗濯したにも関わらず再びニオイを感じた経験について聞くと、「感じたことは一度もない」と答えたワーママはわずか6.2%しかおらず、ワーママの93.8%が洗ったのにニオってくる洗濯物のニオイ悩みを経験しています[図1]。

 洗った洗濯物が再びニオった経験があると答えた563名のワーママに、家族からそのニオイを指摘されたことがあるかと聞くと、半数近くが「指摘されたことがある」(46.9%)と答えています[図2]。

また、家族から洗濯物のニオイを指摘されたときの気持ちを聞くと、93.4%が指摘されたことを「気にする」と答え、87.9%が「今後、洗濯後の嫌なニオイが発生しないように工夫する」 と答えています[図3]。

■洗濯物の蘇るニオイ=「ゾンビ臭」の実態

消えたのに蘇る「部屋干し臭」「干し忘れ臭」「戻り生乾き臭」=「ゾンビ臭」
ワーママの98%がゾンビ臭を経験済み 取り除きづらいニオイと痛感


 洗ったのに再びニオう洗濯物のニオイの中には、部屋干しにより発生する「部屋干し臭」、洗濯後にすぐ干さないことによる「干し忘れ臭」、服やタオルなどが濡れるなどして再度ニオイが発生する「戻り生乾き臭」があります。
 洗濯して一度消えたはずのニオイが蘇るという特徴がある代表的なこれら3つのニオイをライオンでは「ゾンビ臭」と呼んでいます。

 洗った洗濯物が再びニオった経験があると答えた563名のワーママに、それぞれのゾンビ臭をかいだ経験を聞くと、部屋干し臭95.6%、干し忘れ臭84.0%、戻り生乾き臭75.8%となり、いずれかひとつでもゾンビ臭をかいだ経験があるワーママは97.9%と、ほぼすべてのワーママがゾンビ臭を経験しています[図4]。

洗った洗濯物が再びニオうのは、一度消えたのにニオイが蘇るゾンビ臭が原因であり、このゾンビ臭こそが、ワーママたちを悩ませる洗濯物ニオイの元凶と言えそうです。

 洗濯物ニオイの元凶となるゾンビ臭ですが、そのニオイの取り除きにくさを聞くと、部屋干し臭(86.1%)、干し忘れ臭(84.2%)、戻り生乾き臭(88.1%)のいずれも8割以上が「取り除きにくい」(取り除きづらい+やや取り除きづらい)と感じています[図5]。甦ったゾンビ臭は、避けることがより一層難しいニオイ汚れです。

■やってもやっても… 洗濯物のニオイ問題はあきらめるしかない?!

ワーママの86%が洗濯物のニオイ対策を実践中
なのに7割近くがニオイ悩みを抱えたまま


 ゾンビ臭に悩まされるワーママですが、洗濯物のニオイを感じたことがあると答えた563名のワーママに、洗濯したのに取れていないニオイへの対策を聞くと、「対策をしていない」と答えたのは13.9%で、86.1%のワーママが、洗濯時に重曹を使用する、乾燥機で干す、など何らかの洗濯物のニオイ対策を講じています[図6]。

 しかし、洗濯物のニオイに対する意見を聞くと、「頑張っても洗濯後の嫌なニオイは発生してしまう」(55.6%)、「洗濯後の嫌なニオイは解決できない」(54.4%)、「洗濯後の嫌なニオイはあきらめている」(49.0%)、「洗濯後の嫌なニオイに対策法はない」(38.2%)など、あきらめモードとなっているようで、これらの悩みを抱えるワーママは全体の約7割(68.6%)にも上っています[図7]。
 約9割のワーママが洗濯物のニオイ対策に取り組んでいるにも関わらず、7割近くが洗濯物のニオイ悩みを抱えたまま、というのが現状です。洗濯物とニオイ悩みは切っても切れない関係にあるようです。

調査概要


■実施時期:2019年2月18日(月)~2019年2月21日(木)
■調査手法:インターネット調査
■調査対象:全国の小中学生の子どもを持つ30代〜40代のフルタイムで働く女性600人(30代と40代それぞれ300人ずつ)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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