中高時代に関する調査 

2014年11月11日
総合マーケティング支援を行なうネオマーケティングは、20歳以上の男女300人を対象に「中高時代」をテーマにし たインターネットリサーチを実施。

【調査背景】
学校教育のIT化や子供の少子化による学校淘汰が様々なところで議論されています。学校側も独自の教育方法を取り入れたり、英語教育の義務化・中高一貫校を設置したり、様々な取り組みを行っています。つい数年前とは教育方法が様変わりしていると言えます。秋から冬にかけて受験シーズンも本格的に始まりました。そこで、20歳以上の男女300名に対して中高時代に関しての調査を行ないました。

【調査結果概要】

【1】中学・高校生活で思い出深かったこと1位「友人との関わり」
中学・高校生活で思い出深かったことをお聞きしたところ、全体では「友人との関わり」が最も多い回答となり、次いで「部活」となりました。何年たっても、日々の学校生活が印象に残っているようです。中学生活と比較をすると、1位から3位までが同じとなっています。学生生活の中で思い出深かったことは、中学校と高校では大きく変化しないようです。

【2】「人生が変わった」中学51.3%、高校66.7%
中学校・高校で人生が変わったと思うかをお聞きしたところ、全体では「変わったと思う」、「少し変わったと思う」と回答した方が中学51.3%、高校66.7%となりました。出身校別で私立・公立を比較したところ、中学校、高校ともに私立に通った方が、「人生が変わった」と感じている方が多いようです。

【3】先生になってもらいたい芸能人1位「松岡修造」
先生になってもらいたい芸能人・有名人をお聞きしたところ、「松岡修造」が21.0%で1位となりました。熱血教師が求められている結果となりました。

【調査結果】

Q1. 中学・高校生活で思い出深かったことを教えてください。(複数回答)【n=300】

中学生活で思い出深かったことをお聞きしたところ、全体では「友人との関わり」が57.3%と最も多い回答となり、次いで「部活」が47.3%となりました。何年たっても、日々の学校生活が印象に残っているようです。また、出身校別で私立出身・公立出身(以下出身校)を比較すると、「部活」という項目が私立と公立で大きく差が出る結果となりました。

高校生活で思い出深かったことをお聞きしたところ、全体で「友人との関わり」が65.0%と最も多い回答となり、次いで「部活」の37.7%とは、27.3ポイントの差が開きました。日々の学校生活が強く印象に残っているようです。中学生活と比較をすると、1位から3位までが同じとなっています。学生生活の中で思い出深かったことは、中学校と高校では大きく変化しないようです。

Q2. あなたは中学校・高校で人生が変わったと思いますか。(単数回答)【n=300】

中学校で人生が変わったと思うかをお聞きしたところ、全体では「変わったと思う」、「少し変わったと思う」と回答した方が51.3%となりました。出身校別で私立・公立を比較したところ、私立は69.3%、公立は33.3%と36ポイントの差となりました。私立の中学校に通った方は、公立の中学校に通った方と比較し、多くの方が人生が変わったと思っていることが判明しました。

高校で人生が変わったと思うかをお聞きしたところ、全体で「変わったと思う」「少し変わったと思う」を合計し66.7%となりました。私立では合わせて75.3%となったのに対し、公立では、58.0%に留まりました。中学校、高校ともに私立に通った方が、「人生が変わった」と感じている方が多いようです。

Q3. 先生になってもらいたい芸能人・有名人を教えてください。(複数回答)【n=300】

先生になってもらいたい芸能人・有名人をお聞きしたところ、「松岡修造」が21.0%で1位となりました。熱血教師が求められている結果となりました。その理由としては
「熱血で少し疲れるが指導能力はあると思うので。」(62歳男性)
「愛情を持った厳しさが良い。」(66歳男性)
「熱血漢で暑苦しいかもしれないが、理にかなったことを言うので、最初は鬱陶しいと思うかもしれないが、次第に引き込まれていくような気がするから。」(37歳女性)
などが挙げられました。

また、2位には金八先生でもお馴染みの「武田鉄矢」となりました。その理由としては
「先生らしいから。」(58歳男性)
「時として優しく、時として厳しく説得力のある先生になりそう。」(67歳男性)
「博学だから。」(43歳女性)
「ドラマのイメージで」(36歳女性)
などが挙げられました。


【調査概要】
・調査の方法:株式会社ネオマーケティングの運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
・調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、一都三県の男女20歳以上
・有効回答数:300名(中学校・高校共に私立に通った方、中学校・高校共に公立に通った方:各150名)
・調査実施日:2014年10月29日(水)~2014年10月30日(木)

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